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2012.06.30

論文試験

こんにちは。スマイラです。

明日は、弁理士試験の二次試験があります。
二次試験は論文試験で、必須科目と選択科目の二回に分かれています。
明日は必須科目の方で、選択科目はその三週間後に試験があります。

必須科目は弁理士として絶対に必要な知識である「特許法・実用新案法」「意匠法」「商標法」の三科目についてです。
特許法・実用新案法については二時間で二問の、意匠法、商標法については、それぞれ一時間半で一問の論文を書きます。合計五時間ですから、ほぼ一日中、字を書き続けるような状態になります。

初めてこの論文試験の模擬試験を受けたときは、長いわ、最後の商標法で指は痛くなるわ、翌日はぐったりしてしまうわ、で、こりゃエラい試験だ、と思った記憶があります。
でも、人間慣れるもので、終わってみれば、何とかなってしまいました。

私はこの論文必須を二回受けました。一回目は散々な評価でしたが、二回目は受かりました。だから、去年の評価が多少悪かった人も、全然気にする必要はないと思います。

論文試験だけではありませんが、私が試験を通じて一番気をつけていたのは「オウンゴールをしない」ということです。しなくてもいい積極ミスで点を下げるほどつまらないことはありません。

明日試験を受ける人たちは、せっかくここまで苦しい勉強を積み重ねてきたのでしょうから、その成果が十分に試験委員に伝わるように、つまらないオウンゴールだけはしないでほしいと思います。

それと、試験を受けてきた実感として、熱意は試験委員の先生に伝わる、と私は思っています。ただ、論文試験では、それを伝える術は、答案しかありません。自分の熱意の伝わる悔いのない答案を書いてきて欲しいと思います。

ついでに言えば、文面で熱意や誠意を伝えるというのは、弁理士の仕事をしていく中でも必須の重要な技術だと私は思っています。

明日の試験は、私の後輩や知り合いも何人か受けます。
彼らがこの文を試験前に目にすることはないでしょうが、応援の意味を込めて書きました。

みんな頑張れ!
最後の「ヤメ」まで絶対に諦めちゃダメだよ!!

ご相談は右上のメールフォームからどうぞ!
お待ちしています!


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