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2012.09.18

Apple社になろう

こんにちは。スマイラです。

今日はまた本の紹介をしたいと思います。

中小企業のデザイン戦略 (PHPビジネス新書)中小企業のデザイン戦略 (PHPビジネス新書)
(2009/10/17)
木全 賢 井上 和世

商品詳細を見る

この本は、旧知の方から、調査と出願のご依頼をいただき、その方の事務所に、開業の挨拶もかねて打合せにお伺いしたところ、「こういう本は仕事に役立つかもしれません」といって、お貸し下さったものです。

この本の帯には「Apple社になろう」という副題が入っていて、創業当初からデザインを重視してきたアップルを例に挙げながら、デザイン性の高い商品を作り上げていくことを、全編にわたって提案しています。

そして、外部のデザイナーと付き合うことにより、それが実現しやすくなる、という主張をされています。

著者の木全先生と井上先生は、財団法人東京都中小企業振興公社城南支社の「売れる製品開発道場」師範をされているらしく、中小企業の実態についてもよくご存知ですし、経験も十分あるように思われます。第5章で、それぞれの先生方が携わった事例が、詳細に挙げられています。

書き始めるときりがないので、ひとつ面白いと思ったエピソードを挙げておきます。

著者のお一人の木全先生は、シャープのスタッフデザイナーをされていたそうです。
そして、そこでスケッチを描いているときに、自分や同僚のスケッチに「SHARP」の代わりに「SONY」のロゴマークを置いてみたところ、「SONY」のロゴマークがあるだけで誰のスケッチも少しかっこよく見えた、というお話です。

この話は、非常に興味深いと感じました。

私たち弁理士は、製品デザインは「意匠」、ロゴマークは「商標」というように、整然と分けて考えがちです。
しかし、消費者は、デザインだけとかロゴだけを見て、製品の評価や、購入の判断をするわけではありません。まして、機能だけを見て判断するわけでもありません。

アップルのデザインは評価が高いですが、もしかすると、そのデザインの完成度を一層高めているのは、あるいは、完成に至らしめているものは、あの銀色の齧りかけのリンゴのロゴマークなのかもしれない、と考えるのは、私にとっては非常に興味深いことです。

そう考えると、製品のデザインや、機能や、ロゴマークなど、それぞれの要素が相互に関与しあいながら、ひとつのパッケージとしている知的財産というのは、本当に面白く、奥深いものだと思いましたし、弁理士としてもお役に立てるフロンティアがまだまだあるな、とこの本を読んで改めて感じたものでした。

ぜひ皆さんもご一読下さい。

ご相談は右上のメールフォームからどうぞ!
お待ちしています!

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