--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012.09.17

出生前診断に思う

こんにちは。スマイラです。

唐突な話ですが、私は、先天性の病気を持って生まれてきました。
生後4ヶ月で手術をしています。そのときに、お腹と背中の両方を切っており、かなり大きな手術跡が残っています。

両親がお医者の先生から聞いた話では、背中を切ったところ、心臓が止まってしまったので、急いで閉じて、お腹を開いたとのことでした。

娘が幼いころ、この病気のことや手術のことをしきりに私に聞いてきたことがありました。
そして、娘のそんな話をきっかけに、私も自分の病気について初めてネットで調べてみました。
そのとき、人生最大といっていいぐらいの衝撃を受けました。

私がたまたま探し当てたページは、私と同じ病気を持つ子たちの親御さんの書かれている掲示板でした。
それはもう、悲痛、壮絶としか言いようのないものばかりで、言葉もなかったのですが、私がかなりショックを受けたのは、現在でも生存率が25%程度しかない、という指摘でした。
事実、この掲示板では、生まれてくる直前や直後に亡くなられた赤ちゃんのことが痛ましく書かれていました。

医療の進んだ現在でも25%程度ということは、私が生まれてきた頃ならば、これより相当低かったであろうことは容易に推測できます。
私はこの歳にして、同じ頃、同じ病気で亡くなられた無念の数人の赤ちゃんの中の一人として生きている、ということにようやく気がついたのでした。

手違いで後半しか見られなかったのですが、昨日のNHK特集で「出生前診断」を放送していました。
出生前診断 そのとき夫婦は
また、最近はこんなニュースも出ています。
妊婦の血液でダウン症診断

子供の両親や、その両親(祖父母)、または親族などの健康問題や経済問題、住んでいる地域の行政の協力、因習や社会・地域の問題など、置かれる立場により、いろいろな事情があるでしょうから、この問題について私が軽々に言うことは気が引けます。

私自身はたしかに先天性の病気を持って生まれた子ですが、子供たちは3人とも健康ですので、親としては何を言っても驕りと取られるかもしれません。

けれども、やっぱり言っておきたいと思うのは、最近、こんなニュースが流れたりすると、社会が優しくなる方向に進むよりも、こんな言葉を使ってはいけないと思いつつも「命の事前選別」のような方向に流れていくのではないか、と怖くてしかたがないものを感じるからです。

もしかしたら、世が世なら「選別」されて、この世に生を受けなかったかもしれない一人として、「カフェ・トーク」には似つかわしくない重い話題ですが、今日あえて書かせていただきました。
思いを汲んでいただければ嬉しいです。

ご相談は右上のメールフォームからどうぞ!
お待ちしています!
スポンサーサイト

この記事へのトラックバックURL
http://smiler183.blog.fc2.com/tb.php/88-f593c240
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。