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2012.08.31

若者の不幸

こんにちは。スマイラです。

今日は7月まで勤めていた会社の愛する後輩たちが、送別会兼開業祝をしてくれるということで、新宿に来ています。
先ほど、1件打ち合わせを終え、送別会までの空き時間でこれを書いています。

ご他聞に違わず、私が勤めていた会社でも、若い子たちと、年長者との間には、大きな溝がありました。
年長者は、若い子たちの気持ちを虚心坦懐に聞くことをしませんし、若い子たちは年長者の言うことを理解することができません。

私も「年長者」と言われて全然おかしくない歳ではありますが、彼ら、彼女らが、できることなら有意義な人生を送ってほしい、と思い、また、いつかこうして話したことが、巡り巡って自分の子供たちにも還ってくるだろう、との思いから(というのは、自分の子供たちが社会人になる頃には、彼らや彼女らが先輩になるのですから)、自分の経験を交え、いろいろと相談に乗ってきました。

私自身、決して順風満帆の人生を送ってきたわけではありませんし、意地を張ったり、愚かな選択をしたりして、ずいぶん遠回りをしてきた、という思いがあります。
彼ら彼女らには、できればそんな遠回りをしないでほしい、との一心で話をしてきました。

それを、彼ら、彼女らが、どう受け取ってくれたのかはわかりませんが、こうして退社後も送別会をしてくれたり、開業祝を送ってくれたり(観葉植物をいただきました)することを思うと、自分のしてきたことも決して無駄ではなかったのだ、と思えて、本当に嬉しいものです。

とかく、歳を取った人たちは、私も含めて、自分の人生や世代を美化しすぎています。
いえ、自分の人生や世代を美化するだけならいいのですが、美化するために、その後に続く若い世代(常に憎悪や無理解は上の世代ではなく、下の世代に向けられるのが、大きな特徴でもあります)を貶める必要はまったくありません。

あえてきつい言い方をすれば、世代観だけにとどまるものではありませんが、他者を貶めることによってしか、自分の人生や価値観や世代を評価できないのだとすれば、それはその程度のものだった、と思うしかないのではないでしょうか?

少し前にテレビドラマにもなった白洲次郎は、「目下の者には優しくしろ」と言い、かつ、それを実行していたようです。

そういう正論をきちんと言うお年寄りや実力者が少なくなった(というか、いない?)時代に生きざるを得ない若者は、出来不出来は別として、たしかに不幸ではある、と私も思います。

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