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2012.08.14

勇敢な言葉

こんにちは。スマイラです。

今日、2泊3日の出張兼帰省から帰京しました。

全体的にあまり天気に恵まれない帰省でしたが、雨の間を縫うような感じで、それなりに子供たちは楽しむことができたみたいです。
IMAG0139_convert_20120814230734.jpg
雲の中の富士山

心残りなのは、昨日の夜から今日の午前中まで、雷と雨が酷くて、祖母のお墓参りに行けなかったことです。次に帰省できるのがいつか分からないので、行ける時に行っておきたかったのですが、春に一回行っているので、良しとしてもらうことにします。

お盆の時期は、帰省して祖母のお墓参りに行くことがあるのと、終戦記念日があり、テレビで戦争の特集をするのとで、いつも思い出すことがあります。

私は、いわゆるおばあちゃん子だったため、祖母と幼い頃からよく話をしていました。
昔のことから最近のことまでよく話しをしていたのですが、祖母は戦争のときのことをほとんど話そうとしませんでした。聞いてもほとんど話しませんでした。

祖母の家は農家で、祖母の部屋には軍服を着た何人もの人の遺影が飾ってありました。
子供の純粋な好奇心から、知らない人の遺影を、「あれは誰?」「この人は?」と聞いていたのですが、ごく簡単な続柄の説明しか聞いたことがなく、今振り返ってもどの写真が誰だったのかの記憶は全然ありません。
覚えているのは、祖母が「この人は戦争に行ってすぐに死んじゃった」と言っていたことぐらいです。そして、その都度「戦争なんかもうやりたくないな・・」といつも言っていました。そして、時に少し涙ぐんでいました。幼い孫の前で涙ぐむぐらいだから、本当に悲しいことだったのでしょう。
このことだけは、今でもよく覚えています。

ときどき、今の時代や若者を指して「平和ボケ」というようなことをいう人がいます。自分が生きた子供時代を挙げて「オレ達の子供の頃は・・・」みたいに言う人たちもいます。
ウチにも「今どきの若い者」がいますから、そう言いたくなる気持ちもまったく理解できないではありません。
けれども、そういうことをいう人は、もしかしたら戦後の食糧難の時代は少々生きたのかもしれませんが、多分、実際の戦争を経験してない人なんだろうと思います。
おそらく、祖母のように、実際に戦争を大人として経験し、自分や、自分の子供たちや、身内を亡くしたり、亡くすことに怯える日々を送った人たちからは「平和ボケ」といったような、軽々しい言葉は聞けないのではないかと思います。
それどころか、当時の祖母の表情を思い出すと、「私たちの時代は・・」と、戦争時代の記憶を呼び起こすことすらおぞましいことだったのではないか、と思わないではいられません。

以前、私が働いていた事務所でアルバイトをしていた沖縄出身の子からは、ひいおばあちゃんの話として、祖母の話など足元にも及ばないほどの凄まじい戦争の話を聞いたことがあります。
その子も「つい最近までそんな話はしなかったからびっくりした」と言っていました。

そんな話や、祖母から聞いた話を教訓にして、私は、当事者として経験していない人たちの、勇ましい言葉や人を煽り立てるような言動は、あまり真に受けないように気をつけています。

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