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2014.10.03

救いのない話し

こんにちは。スマイラです。

少し前の話になりますが、この本を読みました。
一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ
(2013/03/26)
遠野 なぎこ

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遠野なぎこさんという方は、最近ときどきテレビで見かけたりしますけれど、私は今も昔もほとんど知らない人と言っていいかと思います。

それなのにどうしてこの本を読んだかというと、たぶん新聞の書評欄などで紹介されていて、ふとした興味で図書館で予約をしたからだと思います。

その順番がようやく回ってきたということでした。

この本は、遠野さんと彼女のお母さんとの、遠野さんの幼少のころからの確執を書いているのですが、読んでみたら、ほとんどの人が私と同様の第一印象を持つと思いますが、一言でいって「すごい話」「酷い話」「救いのない話し」です。

いわゆる「児童虐待」には「身体的虐待」「性的虐待」「ネグレクト(育児放棄)」「心理的虐待」の4種類があるといわれています。

この本に書かれていることをすべて真に受ければ(一方からの話しでしかないことや、多少の記憶違いはあったとしても、おそらくほとんどすべて実話と思われます)、遠野さんのお母さんはこの4種類のすべてを漏れなく、くまなく、実行しています。

その内容たるや、私のような拙い親ですら「ホントの話?」「これで親?」と思わせるほどで、ここに書くこともはばかられるようなものです。

この本の恐ろしいところというか、救われないところは、その後遺症(というか、遠野さんにとっては後遺症ではなくて現在進行形なのでしょうが)に、今も子どもである遠野さんが苦しめられ続けているということです。

その帰結として、彼女はほぼ人生破綻、ほぼ人生終焉、という局面まで、何度も追い詰められていたことが赤裸々に書かれています。

成長段階の親の庇護下における人間がいかに頼りなく、か弱く、そして依存せざるをえない存在であるかということ、親の影響はいかに深甚で、それゆえ長期に渡るかということに、一人の親として戦慄する思いがいたしました。

きつい内容ですけど、良い編集者が入っているのでしょう、本自体はとても読みやすく、推進力に満ちた文章で書かれているため、すいすいと読めます。

興味のある方はぜひ読んでみて下さい。いろいろ考えさせられると思います。



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