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2014.07.04

ヤジのフシギ その3

こんにちは。スマイラです。

東京多摩地域はどうにもはっきりしない、まさに「梅雨らしい」天気が続いています。

テレビニュースで九州の大雨を見ましたが、ここ最近の自然災害は、こんな表現が適切かどうか分かりませんが「ニッポンばなれ」してます。

くれぐれも油断せずに気をつけていたいものです。

さて、ヤジのフシギの続きです。

スポーツ観戦ではヤジがよく飛ぶせいか、都議会のヤジをスポーツのヤジと(無論、意図的にでしょうが)、混同させて書いたり言ったりしている人がいます。

スポーツというよりギャンブルと認識されているかもしれませんが(笑)、私の好きな競馬でも、ヤジはしばしば飛びます。

でも、スポーツのヤジと議会のヤジは、あえて私が言うまでもなく全然違いますよ。

スポーツは原則として「見る」ものですけど、議会は、もちろん全く見ないわけではないでしょうが、原則耳で声を「聞く」もんじゃないですか?

だから、スポーツ観戦ではヤジ=声=音で遮ったところで、肝心要の「観」戦に差し支えはありませんが、議会ではヤジ=音で遮られたら、質問自体が聞こえなくなってしまいます。

これって、スポーツ観戦に置き換えれば、後ろから手を出して目隠しをするようなもんですよね?

そして、もっと大きな違いは、スポーツ観戦におけるヤジの多くは、サッカーも野球も、そして競馬も含めて、全部応援と愛情の裏返しです。

日本ハムにせよ、清水エスパルスにせよ、サッカー日本代表にせよ、キズナ+武豊にせよ、愛情を持って応援しているからこそ、その思うようにならない姿を見たときにヤジのひとつも出てしまうってもんです(私自身はしませんが)。

しかるに、今回の都議会のヤジには応援とか愛情なんてどこにも感じられないですもんね。

ただひたすら、相手の、思うようにならない、あるいは選択した人生の状況を、公衆の面前に暴露して恥をかかせてやろう、嫌な思いをさせてやろう、という強くて、そして底意地の悪い意気込みしか感じられません。

そういうのって、人々は気がつかないような振りをしながら、案外敏感に感じるものだから、首都とはいえ、東京という一地方公共団体にすぎない議会での、気ままな暴言がこれだけ話題になってしまったんでしょう。

「子どもを産めないのか」とか「子どももいないのに少子化対策とは笑止」とヤジを飛ばしたり言ったりしている人たちは、これは決して私がそう思っているからではなくて、それがいかに酷い言葉かを拡大して伝えるためにあえて書きますが、その気持ちに嘘偽りがなく、まずは政治家からと本心から思っているのなら、まずこういった言葉を、日本のリーダーと自認する自民党総裁の安倍総理ご夫妻に献上してはいかがでしょう?

言えないくせに。

人を見て、「この野党の若い女性なら大丈夫」と選んで言っていることを芯まで見抜かれているから、多くの人の反感を買い、卑劣呼ばわりされるんですよ。



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