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2014.03.25

1人2票 その2

こんにちは。スマイラです。

今日も一日いいお天気でした。「春の暖かさ」を通り越して「暑い」ぐらいでした。
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コンビニの隣の木の白い花が満開でした。何ていう花なんでしょう?

さて、昨日の続きです。

「45歳未満の人に限り1人2票」という提案をした塩野さんに対して、インタビュアーはこう尋ねます。

「もし塩野さんが東北の住民だったらどうでしょう。自分の投票権が若者の半分でいいですか。」

これに対して、塩野さんは「かまわないですね。」と答え、そのあと、こう話しています。

「今の中高年は、津波も原発事故もなかったころの海からの恩恵を十分に受けました。だから、若い世代には彼らが望む形で再生した後の海の恩恵を味わわせてあげたい。」

今回のこの話は東北の復興についての話ではありますが、私も含めて、ある程度歳を重ねてきた人たちに最も必要とされるのは、このような考え方ではないかと思います。

「私たちは曲がりなりにも恩恵を受けてきた。その恩恵は若い世代やこれから生まれてくる世代の負担の上に成り立っているのだ」と考えないのなら、歳を重ねてきた甲斐がない、まったく成長がない、とさえ思ってしまいます。

私が知るかぎりでは、いくつになっても「おれにもっとよこせ、おれたちを粗末にするな、おれたちを無視するな」という幼稚さを老人に感じることが増えているような気がしています。

逆ですよ。

年長者が若い人やまだ生まれてない世代を粗末にしすぎです。

たとえば、もう来週から消費税が上がりますが、これからの若い世代の負担は、今の私世代から上の世代に比べれば、比較もできないほど大きくなることが予想されています。

それは今の中高年世代だけの責任ではなくて、政治家や国の指導者の設計ミスという点も大いにあるのではないかと私は思っていますが、それを今声高に言ったとて若者世代の負担が軽くなるわけではありません。

最も重い負担を課せられるであろう人たちに、最も長い期間を生きるであろう人たちに、より大きな決定権を与えるというのは、一時的な弊害もあるかもしれませんが、試してみる価値はあるように思います。



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