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2012.08.06

大企業の知財、中小企業の知財

こんにちは。スマイラです。

これまで、いろいろなお客さんとお話をさせていただいた中で感じたことがあります。
それは、大企業にとっての知的財産と、中小企業にとっての知的財産は、ちょっとだけ考え方を変えた方がいいのかな、ということです。

ものすごく大雑把な話になることをご容赦いただいて、私の感じたところを書くと、大企業にとっての知財での最重要事項は、「他者(他社)の権利を侵害しないこと」であるように思われます。
これは、私の印象というだけではなく、実際にそのようなお話を、大企業知財部の方から何度かお聞きしたことがあります。
ですから、たとえば商標の仕事で言えば、使用前の商標調査の重要度が極めて高くなります。
もちろん、出願から権利化への重要度が低いということではありませんが、仮に登録が認められなかったとしても、他者の権利を侵害しない、ということがある程度はっきり分かれば、それでよしと考えるお客様もいます。

一方で、中小企業においては、侵害しないことが重要であることは当然として、それ以上に、権利化するというミッションの重要度が相対的に高いような気がします。
これも、私だけの印象ではなく、お客様から実際に何度かお聞きしているご要望です。

大企業では、新規事業を始めるときに投資するお金、人材などが、莫大であることは、容易に想像がつきます。
そして、ある程度投資の進んだ段階で、他社から警告、というようなことがあれば、企業にとって大きな痛手であることはもちろん、責任問題にもなりかねないことでしょう。
ですから、知的財産権に対する考え方も、転ばぬ先の杖のような、ちょっと保険に近いような考え方になるような気がします。

一方、中小企業においては、たとえば、特許権や意匠権や商標権を積極的に前面に出すことにより、セールスポイントにしたり、参入障壁にしたり、ブランディングを進めたり、独自化・差別化を図ったり、という活用の方向性を考える必要があるように思います。
これは先に書いた「保険」と比較するならば、より大きなリターンを求める、株式や不動産のような「投資」とイメージが近いのかもしれません。

言うまでもなく、これは私という一個人の印象に過ぎませんし、企業規模によってこれほど整然と分けられるものでもありませんし、そもそも企業規模自体が曖昧な線引きでしかないものです。

ただ、お客様のニーズを聞き出す際に、聞く側に、保険的な考え方しか頭にないとか、逆に投資的な考え方しかないというような場合には、これまでの経験に引きずられずに、お客様の真に求めるところを、先入観なく、虚心坦懐に聞く耳を持たなければいけないな、と思っています。

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