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2014.03.20

ベビーシッター事件

こんにちは。スマイラです。

ベビーシッターの事件について書こうと思います。

社会が悪い、国が悪い、政治が悪い、いや、母親が悪いなど、いろんなことが言われていますが、私はちょっと違う視点でこの事件を考えていました。

というのは、ちょっと古い記事ですが、2月14日の朝日新聞に載った、「おひとりさま」で有名な上野千鶴子さんのインタビューを以前読んでいたからでした。

その記事は、育児ではなく介護についてのものでしたが、見出しに「介護の賃金、上げる必要」とあり、こんな風に書かれています。

「介護福祉士の資格を取っても労働条件は非常に悪い。賃金を上げれば社会的評価はついてくる。簡単だ。」
「この先もケア労働をおとしめていくと、何が起きるか。介護職のなり手は減り、国民は老後の安心が保障されない。ツケは自分に返る。」
「心配なのは、介護保険外のサービスを無資格労働者を使って低価格で提供する市場ができ、労働市場が二重化することだ。(中略)競争原理で賃金の価格破壊が置き、介護保険前の最低賃金すれすれの水準に戻ってしまう」

「介護」を「育児」に置き換えると、奇妙なほど今回の事件に符合するような気がします。

このブログでも何度も書いてきていますが、私たちはあまりにも安値を追及しすぎてしまったのではないかと疑問に思ってます。今回のベビーシッター事件の本質も、いろんな要素があるにせよ、そこから目を背けることはできないのではないかと思っています。

ものには適正な価格というものがあり、そうでない価格で売られているものがあれば、そこには、ブラック企業や派遣労働者の例を挙げるまでもなく、誰かの犠牲があるということであり、往々にしてその犠牲は社会的に弱き者に押しつけれられます。

介護も育児も「命をあずかる仕事」です。もちろん、それ以外にも「命をあずかる仕事」はたくさんあります。

私たちが「命をあずかる仕事にお金をケチるということ」は、「命の値段を安く見積もっていること」に直結してしまうのではないでしょうか?

私たちは一度ここら辺で、モノやサービスの値段をどこまでも安くしていったら、一体誰がどのように得をして、誰がどのように損をするのか、冷静にきちんと考え直す必要があるのではないでしょうか?

これも何度か書いていますが「物価よ下がれ!でも、おれの給料だけは上がれ!」は、非合理的な望みです。言うなれば「おれの給料」は、巡り巡って、他人様の懐中から出される「物価」からしか出ないのですから。

ただ、そういったあとですが、これだけは書いておきたいと思います。

どのような事情があったか知りませんが、物も言えず、歩くこともできない8ヶ月の乳幼児を、たとえ「ベビーシッター」と名乗っているとはいえ、子育て経験のまったくない、会ったこともない男の人に、2泊3日もの「長期間」で(かつ異常なほどの安価で)預けたというのは、いかなる理由があろうとも、得心の行くことではありません。

亡くなった子のご冥福を心からお祈りいたします。



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