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2014.03.05

船長の話

こんにちは。スマイラです。

今日の東京は朝からほぼ終日雨でしたが、帰宅した夜には止んでいました。こういう日は傘を忘れやすいので要注意ですね。営業時代は、こういう状況でしょっちゅう傘を駅や電車に置き忘れていたので、傘の日手当てを出してほしいと、同僚や先輩と話していたものでした(笑)。

先日参加したセミナーで、とてもいいお話しを聞きました。

特に私ぐらいの世代の者は心しておかなければいけないことと思いましたので、自戒も込めてご紹介したいと思います。

お話された方は、まぐろ漁船に乗られていた方で、そのときに聞いた船長さんのお話をご紹介されていました。

その船長はこう言ったそうです。

『船長は人に負けてあげることを覚えないとダメだ。それが人間に与えられた一番の才能だけど、ほとんどの人はやっていない。
人間は年齢や役職が上がれば上がるほど負けることを覚えないとダメだ。これが心の広さだ。これができないで何でも自分でやろうとすると忙しすぎる(心のゆとりのない)船長になってしまう。』

どんな小さなことでもいいから(それは釘を打つのがうまいとか、高いところに上手に登れるとか、そういう本業にまったく関係のないことでいいのです)、人に、特に若い人や経験の浅い人に負けてあげて、「おれは、お前みたいに上手にできねえよ」と花を持たせてあげることによって、その人は、そのほめられたことだけでなく、他のことにもやる気を出すようになるのだそうです。

船は海の上の密室ともいうべき閉じた空間ですから、すべての人に戦力になってもらわなければいけないという、ある意味で究極の組織体ともいえます。ですから、船員さんのモチベーションを高く保たせることは、船長さんにとっては最も大事な仕事になっているのです。

そういう意味でも、この船長の言葉は、何らかの形で組織に関わる人にとって、特に日々若い人たちと接する人たちにとって、示唆深いものだと思い、紹介しました。



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