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2014.02.06

将棋の花道

こんにちは。スマイラです。

ちょっと前の話ですが、小学3年の次男が、何を思ったか、クリスマスプレゼントに「将棋」を買いました。

私はこう見えて、子ども時代は筋金入りのアウトドア派で、年がら年中、日が沈むまで、友だちと山や川で遊び回ってました。

インドア遊びというものを知らない子でしたので、残念ながら将棋なんてほとんどやったことがありません。

人並みに駒の動かし方ぐらいは父から教わり、子供時分に弟と将棋をしたこともありますが、本人(私のことです)に全然やる気がないので、弟にも負けてばかりでしたし、負けても悔しいとも何とも思いませんでした。

そんなわけで、将棋に関してはほとんどたしなむこともなく、この歳まで来てしまったのでした。

次男は将棋を買ってきてからというもの、やろうやろうとうるさいのでやってみましたが、いくら私が将棋に無知で弱いとはいえ、そこは年の功、相手は小学3年生ですから勝てます。

勝つと(つまり次男が負けると)、もう1回、もう1回と、次男が勝つまで付き合わされます。

最初の頃はそれでも私が負けることはなかったのですが、次男もだんだんとしぶとくなってきて、最近では5回に1回ぐらい負けるようになってしまいました。

何回もやっているとこっちも飽きてきて、わざと負けるわけではないのですが、だんだんと考えるのが億劫になり、その隙を突かれるような感じで負けてしまいます。お恥ずかしい話ですが(笑)。

将棋を買った前後に、少しでも強くなろうと、図書館で永世名人の中原誠さんが子ども向けに書いた将棋の本を借りてきて、次男と一緒に読んだのですが、本を読んで、私は将棋のちゃんとしたルールも知らなかったということにようやく気づかされました(笑)。

それでも次男と何度かやっているうちに、将棋が好きな人の気持ちは、ちょっとだけですがわかるようになったような気もしています。

そして、これだけは確実に言えますが、次男が将棋を買ってこなければ、私は多分死ぬまでこんなに何度も将棋をすることはなかったと思いますし、まして将棋の本を読むどころか手に取ることもなかったと思います。

親になって気がつくのは、子供に手を引かれて経験したり、親しんだりすることってのが案外多いってことですね。

それはそれで、人生を豊かにする一要素になっているのかな、と思っています。



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