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2013.07.19

ねじれの制度

こんにちは。スマイラです。

今日は時間も遅いのでちょっとだけ。

あさっての選挙で、衆議院と参議院のねじれが解消するということが、ほぼ確定的になっているみたいですね。

「ねじれ」という表現を使うと、いかにもあまりいいことじゃないような気もしますが、そもそも二院制も、三権分立も、「どうも一人の人に権力を集中させて任せると、ヘマしたときや暴走したときに取り返しのつかないことになるな・・・」という懸念から始まった「抑制のための知恵」ではないかと思います。

「ねじれ国会だから何も決まらない」ってのもたしかに困りものですが、その一方で、「大佐のリビア」や「将軍様の北朝鮮」のように、何でもかんでもバンバン決まっていき、それにマスコミも国民も大賛成!ってのもいいのか悪いのか・・?

これから時代が進み、価値観が多様化し、個人主義が進んでいけば、もっと複雑な、言ってみれば、今のような対立的な「ねじれ」ではなくて、鼎立的(なんて言葉があるのかどうか知りませんが)とかそれ以上の「ねじれ」が、至るところに出てくるんじゃないか、と私は思っています。

そうなると、これから必要になるのは、そのねじれをどっちか一方に寄せ集める腕力ではなくて、ねじれのままいかに政治や社会に反映させ、多様な価値観を活かしていく能力ってことになるんじゃないかと思うんですがどうでしょう?

少なくとも「ねじれは何が何でもイカン!」といって「おお!そうだ!」という論法が通じるのはそう長くはないんじゃないかと思っています。



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