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2013.07.09

これ以上の不幸

こんにちは。スマイラです。

当時小学5年生の子どもが、ご夫人を自転車ではねて、9500万円の損害賠償というニュースを見ました。

この子がどんな子だったのか、親御さんはどのような教育をしていたのか、まったく分からないので何とも言いがたいのですが、お互いに不幸なことだと思います。

以前も、このブログの記事で、3人乗り自転車で幼稚園への送り迎え中の事故について書きました。

そのときにも書きましたが「自転車事故が増えている」と最近何か特別な意図があるかのようにいろんなところで見かけますが、根本的な解決策は「車両たる自転車は、歩行者と同じところを走らせない」ことと「強き側が弱気側に道を譲る」こと以外にありません。

実際にそのようにできている国があるらしいのですから、日本でもできないはずがありません。

この子は坂道を20~30キロで下っていたと言われていますが、自転車の20キロや30キロは平らな道でもちょっと走れば簡単に出る速度です。

もっと露骨にいえば、その程度のスピードを出さないのなら、移動手段としての自転車のメリットは大幅に減じられます。

もちろん、多くの人が指摘するとおり、この子に過失はあったでしょう。

しかし、少子高齢化の問題もそうですし、原発の問題もそうですし、今回の事例に限らず、広く自転車問題(事故、放置、盗難など)もそうですが「早晩こういうことが起こるであろう」と、明らかに予見できることに対して何ら手を打たなかったことがまったく責められないのなら、行政も立法も意識的に不作為を続けることが最も合理的な行動の選択になってしまいますし、不作為の責任は誰も取らなくてもいいことになってしまいます(まあ、実際に誰も取っていませんが・・・)。

不幸な人がこれ以上増えないうちに、抜本的な法改正を、谷垣さんとかが主導してやってくれないでしょうか?



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