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2013.07.07

丁寧に、手を抜かずに

こんにちは。スマイラです。

今日は弁理士試験の二次試験の必須科目の論文試験でした。

まるでカンカンと音がするような暑さの中、延べ5時間の試験にチャレンジした皆様、本当にお疲れ様でした。

今日はゆっくり休んで鋭気を養って下さい。

そして、明日からはまた、今日の手応えに一喜一憂することなく、選択科目のある人は3週間後の選択論文試験に向けて、選択免除の方は3ヶ月後の口述試験に向けて、これまでのように淡々と勉強を続けて行ってほしいと思います。

このブログでも何度か書いていますが、弁理士試験界には様々な噂、今風にいうと「都市伝説」のようなものがあります。

そんな中の一つが「論文試験では、書くべきことがちゃんと書けていれば量は気にしなくていい」というものです。

たしかに、過不足ない答案がいつでも書けるのであれば、量は気にしなくてもいいのかもしれません。

けれども、もし私が採点をする側だったら、書いてある内容が同程度であれば、記載量の多い方の答案を上位に評価するような気がします。

合格した人のほとんどは弁理士になるわけですから、この仕事をしようという気迫や、お客さんに丁寧な対応ができるか否かは、そういったところに出てくるような気がするからです。

弁理士試験の論文は、機械が採点するわけではなくて、真夏の暑い中、試験委員の先生方が採点します(もちろん、炎天下でしているわけではないと思いますが(笑))。

手紙や年賀状ですら、美しい字で、きちんと書かれていたら嬉しいじゃないですか?

まして、人生を賭けた試験の論文なんだから、丁寧な(できれば美しい)字で、たくさん書いてある人の答案を上位に採るのは、生身の人間のすることなんだから当然あるだろうな、と思っています。

私がこう思うようになったのは、合格した人の話を聞いてみたら、やはり相当の量を書いていたからです。

それから私は(ちょっと受験生にしか分からない話になってしまいますが)、特実は3頁弱、意匠と商標は4頁の最後の行まで書くようにしてきました。選択科目の著作権法も4頁書くようにしました。

そして、少なくとも書き出しの数行は、可能なかぎりのきれいな字で書くようにしてきました(最後の方は時間が気になってなかなかきれいな字とはいかなかったのですが・・)。

これが試験に効果があったのかどうかは、誰にも分からないのですが、もし試験に効果がなかったとしても、合格後の仕事で、この姿勢は役立つはずです。



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