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2013.06.09

ビジネスとしての調教師

こんにちは。スマイラです。

この本を読みました。

開成調教師 安馬を激走に導く厩舎マネジメント (競馬王新書16)開成調教師 安馬を激走に導く厩舎マネジメント (競馬王新書16)
(2008/10/24)
矢作 芳人

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タイトルからも分かるように、著者の矢作さんは、現在は中央競馬の調教師なのですが、皆さんもご存知の東京の超有名進学校「開成中学・高校」のご出身です。

中央競馬の調教師というと、これまでは騎手出身の人が多かったのですが、ある事件をきっかけに騎手で1000勝以上した人を優遇するという制度がなくなってからは、牧場出身とか、農業大学出身とか、育成場出身とか、いろんなところから調教師になる人が出ているものの、さすがに天下の開成中学・高校の出身者は、矢作調教師だけではないかと思います。

中央競馬の調教師というと、ずいぶん特殊な仕事と思われる方が多いと思います。

しかし、この本を読むと分かるかと思いますが、中央競馬の調教師といえども、煎じ詰めれば「中小企業の一経営者」以外の何ものでもありません。

従業員である調教助手や厩務員のモチベーションが上がる施策を考え、企業で言えば実際にお金を稼いでくる営業マンに当たる「馬」がレースで好成績を上げやすい=賞金を稼ぎやすい条件を探して出走登録しレースに出し(これはマーケティングと同じだと思います)、競馬当日には競馬場でレースに立会い、時間があれば、自分の厩舎に入れるいい馬を馬主さん(普通の会社なら株主に当たるといえます)に買ってもらうために牧場を回って馬を実際に見たり探したりします。

調教師は英語圏では「trainer」といいます。そこからは「馬を鍛える人」のようなニュアンスが強いような気がします。けれども、この本を読むと、むしろ「厩舎内の人や馬に気持ちよく成果の出やすいような状態で働いてもらう人」すなわち「manager」の方が、日本の調教師を表す語感としては適切な気がしました。

矢作調教師も書いていますが、お金が稼げなければ=競馬で好成績を上げられなければ、どんな偉そうなことを言っても、馬はともかく、従業員である助手や厩務員は聞いてくれなくなります。

逆に、きちんと実績を挙げて、成果を出せば(というのはつまり馬が好成績を上げて、賞金を稼ぐことに他ならないのですが)「この調教師のいうことは信頼できる」となります。

この本を読むと、そういった工夫がいろいろ書かれているのですが、やはり開成中学・高校出身だけあって、この人はものすごくクレバーな人だなということがよく分かります(ちなみに、開成や麻布といった「超有名進学校」の出身者を私は何人か知っていますが、例外なく「クレバー」です)。

「競馬」という狭い視点でとらえるのではなくて「ビジネス」という視点で読めば、私の仕事でももちろんそうですが、事業を経営している人にとっては、得るものが書かれているのではないかと思います。

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