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2013.05.29

成長しない人の国

こんにちは。スマイラです。

喫茶店やファミレスで、店に入ってくるなり、恐ろしく不機嫌で威丈高なおじさんを見たことはありませんか?

お水を持ってきたり、注文を取りにきたウェイトレスさんにも「コーヒー!」とか「灰皿!」とか、確認をする時も「いいよ!それで!」みたいにしゃべる人。

「コーヒーを下さい」「灰皿を下さい」「はい、それでお願いします」といったところで、何秒ものロスタイムが出るわけじゃあないんですけどね。

まあ、イメージとしては「メシ、フロ、ネル」の三語で生活していたという、明治から昭和前期のおとっつぁんってところでしょうか?

だったら、こういう公共のお店じゃなくて、アンタのカアちゃん相手に家庭でそういうことはしなさいよ、と思うのですが、カアちゃんには怖くてできないんでしょうねえ(笑)。

先日、用事で銀行に行ったときにもそんなオジさんを見かけました。

銀行では、案内の人が用件を聞きにきます。

そのおじさんは、私の直後に来たのですが「○○○だ!」と用件をいい、案内の人が「では、こちらの用紙に記入して下さい」というと「そんなことはアンタに言われなくたって、見りゃ分かるんだよ!」と、どんなむしゃくしゃすることがあったか知りませんが、何の前触れもなく、すごい勢いで怒り始めました。

案内のおばさんは、いい歳こいたおじさんの「理由なき反抗」に手を焼きつつも「申し訳ございません」と必要のない謝罪を余儀なくされるのでした(こんなときは、相手が誰であろうが、謝罪なんてする必要ないと思うんですけどね)。

よく「日本人ほど若さを有難がる国民は珍しい」といわれます。

それが真実か否かは、私には分かりませんが、こういうおじさんたち(オジサンと手加減して書いていますが、実際はおじいさんと言ってもいい歳ですよ)に象徴される「幼児性」に対しては、多くの日本人は寛容に過ぎる、と思っています。

年寄りだろうが、お客だろうが、ダメなことはダメだし、非礼なことは非礼です。

こんな、精神とわがままっぷりは「幼児」と大して変わらないくせに、図体と態度だけはデカイ年寄りがこれからどんどん増えてくると思うと、暗澹たる気持ちになってきますし、自分だけはきっとそうならないようにしよう、と思わずにはいられませんね・・。



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