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2013.05.27

亡国論疑惑 その1

こんにちは。スマイラです。

この本を読みました。

パオロ・マッツァリーノの日本史漫談パオロ・マッツァリーノの日本史漫談
(2011/09/26)
パオロ・マッツァリーノ

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この本は、エッセイとか随筆というたぐいの本です。

こういう本は、名手が書くと、余技なんでしょうけど、本当に面白いですよね。

私がこれまで読んだ中では、何といっても伊丹十三が一押しですね。あと、浅田次郎、村上春樹もオススメです。

浅田次郎や村上春樹は、今を時めく作家ですから、読まれた方も多いかと思いますが、エッセイストとか俳優としてよりも、映画監督として有名になられた伊丹十三は、読んでない方も多いのではないかと思います。

ちょっと古い本ですけど、彼が若い頃に書いた「ヨーロッパ退屈日記」「女たちよ!」「女たちよ!男たちよ!子供たちよ!」どれもオススメです。

ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫 131-3)ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫 131-3)
(1976/07/25)
伊丹 十三

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で、今回のパオロさんの本ですが、伊丹十三のこれらの本とちょっとだけ似たようなニュアンスがあるように感じました。

もちろん、文体とかスタイルとかは全然違うのですが、問題点の本質のつかみ方とか突き方が似ているように思います。

パオロさんの本は、この本の前にも何冊か読んでいました。どれも面白おかしく書きつつも、本質的な問題を鋭く指摘する姿勢は共通しているように思います。

どの章も面白く、かつ、なかなか鋭い指摘ではあったのですが、私は「亡国論」について書かれた最終章が面白いと思いました。

ちょっと長くなったので、続きは明日に・・。



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