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2013.05.24

競馬最強の法則

こんにちは。スマイラです。

今日はこのニュースについて書かないわけにはいきませんね(笑)。

税金の仕組みや、雑所得と一時所得の違いとか、そういうことは一切無視して、経験則だけで書こうと思います。

競馬で勝つというか、利益を上げるというのは、皆さんが考えている以上にものすごく大変なことです。当社比では、弁理士試験に合格するよりも大変なことという結論が出されております(笑)。

競馬は、原資から25%が自動的にJRA(日本中央競馬会)に天引きされます。

たとえば、4人が1万円ずつを出し合って、買った人がそれを総取りする賭けをしたとします。1人が4万円を手にしたとき、4人の賭け金の合計は4万円になっています。これを「ゼロサムゲーム」(プラスとマイナスを合計したときにゼロになるゲームのこと)といいますよね。

競馬の場合は、この例にたとえると、4人が1万円ずつを出して4万円になったところからJRAが自動的に25%である1万円を引きます。すると残りは3万円。この3万円を取り合うゲームですから、一人勝ちしても手にできるのは3万円になります。

簡単に言うと、1万円賭けたつもりが、賭けるための手数料が25%引かれていて、実際に賭けた金額は知らないうちに7500円になっていた、ということです。

そうすると、そもそもマイナスから始まる賭けになるので、勝つのは本当に大変というより、経験則で言えばほぼ不可能って感じですねー(笑)。

だから、この利益を出している人は、本当にすごいと思いますし、私は確信を持っていいますが、大変な研究と努力をしていると思いますよ。

宝くじもtotoも税金を引かれないのに、馬券だけ取られるなんておかしいですよね。勝てる人なんてほとんどいやしないんだから(私の周りでは皆無でした(笑))、これぐらいのこと、庶民の楽しみとか夢として、大人の対応で放っておくことはできないもんですかね?

それと、かわいそうだと思ったのは、この人、この事件で退職までされたみたいじゃないですか?

たしかに、いいことをしたとはいえないけれども、こんな社会的制裁を受けるまで追い込む必要があったんですかね?

言いたかないけど、バブル期に人から預かった金で大博打を打ち、スッテンテンになった銀行やノンバンクには、さらに国民の税金を投入して救済してあげてたじゃないですか?

その一方で、一庶民が取ったり取られたりしながら、一所懸命研究をして、馬券で少々利益を出したら(バブル期の銀行の博打に比べれば「少々」でも大げさなぐらいですが)、そこからはがっちりと税金を取る。

何でもかんでも弱いものからむしり取り、叩きやすいところを叩く、というのは、この国が昔から常習的にしてきたところですし、今や、学校の教室にまでその思考が浸透していますけど、そんなんじゃあ何かをしようという気力さえなくして当たり前ですよね。

ま、この人もそのうち「競馬最強の法則」(これ、雑誌の名前です)にきっと出てきてくれるでしょうから、それを読んで勉強させてもらうのを楽しみに待っていようと思います(笑)。



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