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2013.05.17

ファイト その2

こんにちは。スマイラです。

昨日の続きです。

菊間さんとは比べるべくもありませんが、私ごときでも試験の結果が少々良かったときには、私よりずっと歳上のオジさんからしばしば嫌なことを言われたものでした。

「アイツ(私のことです)は何も分かってない!」ってなことをよく言ってたみたいです。人づてに何度も聞きました。

ちなみにこのオジさんも弁理士試験を受けていたのですが(受けるだけなら願書を出せば誰でも受けられますから)、自分の不勉強や努力ゼロは棚に上げて、講座の先生の悪口や不満ばかり言ってました。

菊間さんの本で、悪口のようなレビューを書いている人たちの中で、菊間さん以上に努力している人はどれぐらいいるのでしょうか?

自分はさしたる努力もせずに、他人を貶めることによってだけ、何とか自分の沽券を保ったり、存在価値を確認するなんて、まったく情けないことだと思いますし、それより何より自分で自分が虚しくならないのだろうかと思ってしまいます。

ところで、好き嫌いは別として「この人は当代きっての天才」と思っている中島みゆきさんの「ファイト」という歌にこんな歌詞があります。

「闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう」

私は「数少ない『闘う人』を笑う数多くの『闘わない人たち』」という構造が、日本が前になかなか進めない一番の原因なんだと思っています。

菊間さんのような、自分より優れた人や、自分がとても及ばないような努力家を見たときに、邪魔してやろう、引きずり下ろしてやろう、意地悪をしてやろう、と思うのではなく、そういう人を応援し、力が十分に発揮できるようにしていかないと、もうこれからの日本は本当に一歩も前に進まなくなってしまうのではないか、と危惧しています。

こういう一見「普通の人たち」の持つ悪意の集合体が、この国を覆う閉塞感を醸しているのではないか、と思っています。



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