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2013.04.06

抱っこ卒業の日

こんにちは。スマイラです。

4月3日の朝日新聞の「ひととき」欄に、小学校の先生をしているお母さんからの投書がありました。

小学校5年生になった男の子が、お母さんと手をつなぐのを急に嫌がるようになったというお話でした。

これを読んで、私も自分の経験を思い出しました。

何年生のときか忘れましたが、何かの用事で、娘と一緒に娘の通う小学校に歩いていました。

娘はいつものようにふざけながら歩いていたので(笑)、小学校のすぐ手前の田んぼのあぜ道で、足を滑らせて膝か脛をすりむいて、泣き出してしまいました。

私は、子どもたちが小さいときはいつも、泣いたら抱っこをして泣く止むのを待つようにしていたので、このときも娘を抱き上げて抱っこをしました。

しばらくの間、娘は習慣で泣きながら抱っこされていたのですが、そこが小学校の近くだということを思い出したのでしょう。

泣き止む前に、自分からするすると下りていきました。

そのあと、涙も止まり、友だちの待つ校庭に、何ごともなかったかのように走っていきました。

娘が抱っこされているときに自分から下りたのはこの時が初めてだったので、ちょっと意外でしたが「娘ももう幼児じゃないんだな」「これで自分の役目のひとつは終わったかな」という感慨も抱きました。

毎日接しているので、子どもの成長はなかなか目に見えにくいところがあるのですが、体も心も、着実に日一日と成長しているということですよね。

子どもたちは、親や大人がどうこう言わなくても勝手に成長していきます。

今は、子どもが大人になってもものすごく干渉したり、子どもと離れられない親が多いと聞きますが、親や社会のするべきことは、子どもたちの成長をきちんと認めて、必要以上の干渉をせず、成長を妨げないようにすることなのかもしれません。



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