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2013.03.16

昔のことは美しく・・その1

こんにちは。スマイラです。

この本を読みました。

幕末入門幕末入門
(2003/11)
中村 彰彦

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この本は超おすすめです!ぜひ読んでください!

幕末や明治維新に興味がある人はもちろんですが、それ以外にも、現代の政治状況や歴史の中での位置づけのようなものを知りたい人にも強くお勧めします。

ただ、幕末とか維新とか、その中の登場人物にロマンチシズムを感じている人は、読むと少々幻滅するかもしれません。

そう言いたくなるぐらい、幕末とその登場人物を多面的に描いています。

「歴史上の好きな人物」のようなアンケートを取ると、幕末の新政府側(雄藩出身者といってもいいかもしれません)の人がしばしば上位に出てきます。

大人気の坂本龍馬を筆頭に、西郷隆盛、高杉晋作、勝海舟(この人は新政府側というより両側かな?)、大久保利通あたりが代表格でしょうか?これは明らかに新政府側の情報操作の賜物だろうと思われます。

けれども、どんな歴史上の人物であろうが、どんな英雄的に見える人物であろうが、所詮は人間です。きれいな面ばかりであろうはずがありません。

さらに、明治維新というのは、自動的に徳川幕府が終わり、明治新政府の幕が開けたわけではなく、権力を奪い取る権力闘争、政争だったわけですから、血と謀略が渦巻いていないわけがないのです。

その血の臭いをきれいに消すか、あるいは、英雄的な匂いに変えてしまうことに、新政府は成功したように思います。

この本には、そういうこともきちんと書いてあります。

前もちょっとだけ書きましたが、維新というと、どうも英雄的できれいな面が強調されすぎているような気がしていました(歴史というのは常に「勝者の書いた歴史」でしかないのですから、そうなるのが必然なのかもしれませんが)。

今でも「日本の夜明け」のような意味合いで「維新」を使う人がたくさんいますが、少なくとも明治維新に関して、この本を読んだ私の感想は「血と嘘と捏造と謀略に塗れた・・・」という枕詞を付けて語るべきものであるように思われます。

この本に、こんな一説があります。長州藩の奇兵隊内の差別について書いた後の文です。

「ですがこのような光と影の部分をともに見つめないかぎり、歴史の真実には迫れないのではないでしょうか。」

この本については、もう少し書きたいので、あと何日かに分けて書きたいと思います。



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