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2013.03.12

改善とイノベーション

こんにちは。スマイラです。

3月10日の朝日新聞に、「プレステ生みの親」の久多良木さんのインタビューが載っていました。

なかなか興味深い記事だったので、いくつか引用します。

「研究開発している人間は5年先、10年先を見ようとするものだが、会社は春モデルと秋モデルとか、目先のことしか見ようとしない。長期のロードマップ(工程表)を考えられる人、大きな流れを見通すことができる人が少ない。そこがアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏やアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏との大きな違いだ」

「それと、決めた通りでないと困るという人がたくさんいて。柔軟性や多様性に欠けるきらいがある」

「こういう教育カリキュラムだと、(作業工程を効率化する)『カイゼン』はできてもイノベーションは生まれにくい」

「役員会に諮っても、自分たちが聞いたことのあるような案件なら安心して通すけれど、初めて聞くようなアイデアだとまず門前払いになる」

これとはまったく別件で、今日、あるセミナーに参加したのですが(これは製造業とはまったく縁のない内容のセミナーです)、その中で講師の先生がぽろっと「改善はボトムアップでもできるけど、改革はトップダウンでないとなかなかできない」ということを仰っていました。

改革とイノベーションでは、日本語訳としては若干ニュアンスが異なるかもしれませんが、言わんとしているところは同じように思います。

改革とかイノベーションというのは、新しいやり方とか経験を生み出すことなんだと思いますが、たしかに柔軟性や多様性に欠けていたら、それを生み出しても、受け容れることも発信することも、困難かもしれません。



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