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2013.03.11

震災の日に

こんにちは。スマイラです。

今日で東日本大震災から2年が経ちました。

そんな中、3月7日の朝日新聞に「外で遊べない子どもたち」と題して、福島県郡山市の小児科医の菊池信太郎さんのインタビューが載っていました。

それによると、福島県の肥満傾向児の割合が、幅広い年齢でワースト1位になってしまったそうです。さらに、幼稚園児では体重が適正に増えていないということも起きているそうです。

菊池先生はこう言っています。

「放射線のために屋外で遊べないからお腹が減らない。ストレスもあり、食事の量が減って体重が増えないと考えました。肥満と体重増加不良を両極に、他にも様々な異変が子どもに起きていると思われます」

多くの大人は「最近の子は外で元気に遊ばない」というようなことを他人事のように言いますが、遊べない環境を作っているのは、そう言っている他ならぬ大人であって、外で安心して、安全に遊べる環境さえあれば、子どもは少々止められても外で遊ぶものだと私は思っています。

ウチの次男は今、小学校2年生ですが、だいたい毎日友達と一緒に帰宅して、ランドセルを置くや否や、外に遊びに行き、5時まで帰ってきません(笑)。

長男も長女も、今は大きくなったので、さすがに次男のようには遊びませんが、同じ年端の頃は毎日外で元気に遊んでいたものでした。

長男が小さい頃は、暑くても寒くても外で遊ぶので、妻は「男の子っていうのはあんなに外で遊ぶものかしら?」と言っていたぐらいです。

福島の子たちが外で遊べないのは、言うまでもなく、子どもたちの責任ではありません。
完全に大人の責任です。

というより、福島に限らず、子どもたちが外で遊べないとしたら、そのほとんどはそういう状況を作り出した大人の責任です。

ゆとり教育のときにも書きましたが、自分たちで勝手に状況を作り、選択の余地なくそれに巻き込まれた子どもたちを馬鹿にしたり、揶揄するのは、いい加減止めにしませんか?

大人は「今の子どもたち」を揶揄する暇があるのなら、そうしないために自分たちはどのような行動を採るべきだったか、そして、これからどのような行動を採るべきかを、深く考えなければいけないのではないかと思います。



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