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2013.03.05

リーンスタートアップ

こんにちは。スマイラです。

この本を読みました。

リーン・スタートアップ  ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだすリーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
(2012/04/12)
エリック・リース

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「リーン」というのは「贅肉を落とした」という意味なのだそうです。

そして「リーンスタートアップ」とは、実用最小限の製品(この本では「MVP」という表現をしています)を作り、トライアンドエラーで方向転換(この本では「ピボット」という表現をしています)をしつつ、事業を軌道に乗せていく、というようなことです。

解説で、NHKの「スーパープレゼンテーション」のコメンテーターもしている、MITメディアラボ所長の伊藤穣一さんは、こんな風に述べています。

「リーンスタートアップの本質をわかりやすく表現すると『地図を捨ててコンパスを頼りに進め』ということになる。イノベーションに必要なコストが劇的に下がった現在においては、あるプロダクトを生み出すためにそれを成功に導くまでの『地図』を描こうとすると、その作業だけでプロダクトを開発する以上のコストがかかってしまう。たとえ地図ができたとしても、イノベーションが急速に進むいまの世の中では、プロダクトを開発している途中でゴールが変わり、地図そのものが陳腐化する可能性が高い。こうした状況においてはむしろ地図など初めから持たずに、市場の変化を敏感に感じ取るコンパスを手に、しなやかにプロダクトの方向性を変えていったほうがよい。」

この記事で、誰もが自分の著作を売ることができるようになり、出版のハードルが下がっている話を書きました。

同じように、ビジネスを起こすハードルも、少なくとも資本面からはどんどん下がってきているというか、むしろミニマムサイズで始めて、顧客の要望にアジャストした方がうまくいく時代になっているのだと感じます。

そうした中から、新しい才能や新しい事業がどんどん出てきて、新しい時代を作る原動力になっていくのかもしれません。

楽しみですね。




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