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2013.02.22

互いに利のある関係

こんにちは。スマイラです。

今、この本を読んでいます(数ページを残してほぼ読み終わりました)。

P.F.ドラッカー 完全ブックガイドP.F.ドラッカー 完全ブックガイド
(2012/05/18)
上田 惇生

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私のドラッカーに関する知識といえば、せいぜい大ヒットした「もしドラ」を読んだ程度でした。

この本を読んで、これまでドラッカーをずいぶん誤解していたな、と感じるところがありました。

私はドラッカーをアメリカの人だとばかり思っていたのですが、出身はウィーンで、1937年にアメリカに渡っています。

ドラッカーは1909年生まれですから、人格の基礎を形成するであろう20代までのほとんどをヨーロッパで過ごしたということです。

もうひとつの誤解は、ドラッカーと聞くと、企業サイドとか経営者サイドからものを見て、論じているように感じていました。

本のタイトルもそういうものが多い感じがしますし、会社社会でも、役職の上の人がそれとはなしに引用してみたり、経済紙などでもしばしば用いられたりしているからです。

しかし、この本を読むと、ドラッカーの考え方のスタートには「人間(個人)の幸せ」というものがあるように思います。

そして、歴史を見ると、革命も、経済も、人間を幸せにすることはできなかった。

つまり、「イズム」では人間を幸福にすることはできなかった、という歴史の大きな前提に立ち、そこから「では何が人間を幸せにするのか?」ということを、様々な著書で論じているのだと思います。

ドラッカーが日本企業に警告を発した部分として、こんなことが書かれています。
「『いいものを作って安く売って何が悪い』とばかりにさかんに対米輸出を行っていた日本企業に、それでは行き詰ってしまうと警告を発してくれていたのです。
いいものを作って売ること自体は悪くないのですが、現地に雇用を発生させるなど、互いに利のある関係でなければ長続きはしないといったのです。」

これは、部分だけ(たとえば、自分だけ、ひとつの会社だけ、ひとつの産業だけ、ひとつの国だけ)がいい目に遭うことを望むことはできない、ということを示唆しているのだと思います。

安いものを買って、自分だけが得をしていると思っていたら、自分の給料はそれ以上に下がり、あまつさえ国全体の経済さえも沈んでしまった、というような状況に近いようにも思えます。

この本は、1986年に発行されていますが、そのときよりも今の方が「互いに利のある関係」は重要になってきているのではないでしょうか?



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