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2013.01.31

スモールステップ

こんにちは。スマイラです。

この本を読みました。

世界一利益に直結する「ウラ」経営学世界一利益に直結する「ウラ」経営学
(2008/07/25)
日垣 隆、岡本 吏郎 他

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内容も面白く、対談形式の本だったので、ちょっとした待ち時間にあっという間に読み終えてしまいました。

どの部分も面白かったのですが「そうそう」と思わず膝を打ってしまったのは「マクロの話が好きな人は問題解決能力が低い人」というところでした。

岡本さんが
「基本的には自分がどうするかという話ができないで、全体を論じてもしょうがないと思うんです。」
と言い、それに対して日垣さんが
「問題の核心部分で解決能力がない会社員は、マクロが大好きですよね。携帯ビジネスが伸びているとか、対前年度比云々という話を延々とするけれど、最後に『じゃあ、僕はこうします』とは決して言わない。」
と応えています。

これは、サラリーマン時代に本当に痛感していました。

総論としてはいいことだから、そりゃ誰も反対できないけど、別にそれをあなたがやるわけじゃないんでしょ?っていう話です。

そういう人たちって、ドラッカーとかポーターとか戦略と戦術とか定性と定量とか見える化とか、そういう話は大好きなんですよねー(といって、原典を読んでるほど勉強熱心でもないんですが(笑))。

ま、そういうビジョンはいいとして、じゃあ、その理念や理想までの工程表をあんた作るの?というと「それは現場の仕事だ」みたいな話に逃げてしまう。

昨日書いた試験の話とかでもそうなんですが、何か目標を達成しようと思ったら、とりあえず「今日はこれをする、明日はあれをする」というように、スモールステップ化しないとダメですよね。

「試験に受かるためには勉強しないとダメだ!」ぐらいのことは、誰だって分かるし、反論できないわけですから。

どうして、普通の生活の中では「それを言っちゃおしまいでしょ?」と感じるようなことを、会社の会議とかでは平気で言ってしまうんでしょうねえ(笑)。

自分でスモールステップ化できないことは言わなきゃいいのに、何でこの人は言っちゃうんだろうな?ってことをしばしば感じさせられていました。



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