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2012.12.25

画策者なき陰謀

こんにちは。スマイラです。

この本を読みました。

人物破壊  誰が小沢一郎を殺すのか? (角川文庫)人物破壊 誰が小沢一郎を殺すのか? (角川文庫)
(2012/03/24)
カレル・ヴァン・ウォルフレン

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内容は結構難しく、読み応えのある本です。

カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、日本の特に政治システムをしばしば描いている作家として有名ですね。

「人間を幸福にしない日本というシステム」という本もあります。たしか昔読んだのですが、内容はすっかり忘れてしまいました(笑)。

この本では、体制の現状維持を危うくすると睨んだ人物を、特に検察とマスコミの共同作業で展開される「スキャンダル」によって社会的に抹消してしまう日本のシステムについて書かれています。

この本の主題は、タイトルにもあるように、小沢一郎氏の政治資金スキャンダルですが、それ以外にも、田中角栄氏のロッキード事件、損失補填に始まる証券スキャンダル、江副浩正氏のリクルート事件、ホリエモンこと堀江貴文氏のライブドア事件、鈴木宗男氏などが描かれています。

私はこれらの事件をすべてリアルタイムで経験していますが、事件の最中の雰囲気を考えると、これらの人々は「大悪人」と言っていいほどの評価を、世の人々からされます。

しかし、そう評価する人々のほとんどは、これらの人と直接の面識はないのですから、その評価はマスコミによって作られたものに他なりません。

「功罪」という言葉がありますが、スキャンダルの場面で、マスコミでは「功」の部分はすべて捨象されて、「罪」だけがクローズアップされて伝えられます。

真実を知る、とか、事実を知る、というのは、口で言うほど簡単なことではありません。

しかし、少なくともマスコミに人物と事件のイメージをコントロールされないためには、我々ひとりひとりが、報道されていることについて「いったい、何が、どれぐらい、悪いことなのか?」ということを、常に問いかける必要があるような気がします。

そして、そのスキャンダルによって日本が失うものの大きさも、常に問いかける必要があるように、この本を読むと思われます。

この本の原題は「誰が小沢一郎を殺すのか―画策者なき陰謀」というそうです。

もしかしたら、何の疑いもなく、無批判に、マスコミから流れてくる情報を信じきり、好むと好まざるとに関わらず、変化を嫌い、現状維持を望まざるを得ないようになってしまう我々こそが、本当の「画策者」なのかもしれない、という危惧は、いつも持っていなければいけないように思います。

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