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2012.11.04

関西のお客さま

こんにちは。スマイラです。

今日の朝日新聞の「ザ・コラム」に、「関西弁にノーベル賞の光を」と題した一文が掲載されていました。

先日、ノーベル賞に輝いた山中伸弥教授が、講演の際に、毎回笑えるネタを仕込んでいる、というお話でした。

そして、東京でしゃべるときと、地元の関西でしゃべるときでは、別のオチを用意する、という話題から、東京圏と関西圏の違いを述べています。

山中教授の講演で、「大受けするのは東京圏ではなく、関西と米国のように見える」とし、「この地域差は何なのか」と書いています。

私は、これを読んで、以前の事務所にいたときのことを思い出しました。

まったくの偶然だったのですが、私は、前の職場で、関西圏のお客さまを多く担当していました。

関西圏のお客さまは数社ありましたが、どこの方も、とても気さくで、どこかに笑えるお話を入れてきます。

一度、あるご担当に、指令の応答のご指示の催促をお願いしたことがありました。

すると、「あー、すいません・・。ちょっとバタバタしてまして・・。ま、いっつもバタバタしとるんかい、って話なんですが・・。」というお答えでした。

これには、こっちも一緒に笑ってしまいました。

こんなふうに、自分を笑いのネタにできるというのは、関西の方独特の感性という感じがします。

もうひとつ、私が感じていたのは、関西圏では、上司と部下の関係も、東京圏よりフランクで、上下関係というよりは、一対一の人間同士、という印象を受けました。

私自身は、関西圏で一度も働いたことがありませんから、実際はどんなものなのか分かりませんが、どうしてこういう文化的な違いが生じたのか、ということを考えるのも、楽しいと思います。

当時の関西のお客さまが、社内の人事異動で知財担当を外れるというときに、東京に出張に来られ、「大変お世話になったから」と、わざわざ事務所までご挨拶に来て下さったことがありました。

お世話になったのは、むしろ私の方なのに、その義理堅い振る舞いには、本当に感動しましたし、ありがたく思いましたし、今でも、心から感謝をしています。

そういう多くの人たちに支えられて、今の自分があることを忘れてはいけないな、と改めて思ったものでした。

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