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2012.10.23

造語の功罪 その1

こんにちは。スマイラです。

一般に流通しているものかどうか分かりませんが、弁理士に送られてくる「Patent」という、雑誌というか、会報があります。

ただで送ってくれているものかとばかり思っていたのですが、裏を見たらしっかり「定価840円」と書かれていました(笑)。

それはさておき。

この「Patent」の10月号に、「クレームに記載された国語辞典に登載されていない造語『掛合』、『当接』の解釈が争点になった判決」という記事が載っていました。
ちなみに、前の言葉は「ケイゴウ」、後の言葉は「トウセツ」と読みます(笑)。

意外に思われる方もいるかもしれませんが、特許発明というのは、言葉で規定されます。図面とか、動画とか、写真とか、そういう構造などが目に見えるもので規定されるわけではありません。

ですから、特許権侵害の訴訟などの場面では、言葉のひとつひとつの解釈が問題になります。
そのときに、国語辞典や広辞苑にさえ載っていないような言葉は、どう解釈すべきなのか、という問題になり、それが今回の記事になっています。

この記事にも書かれていますが、発明をできるだけ的確に表現したり、あるいは、権利範囲をできるだけ広く確保するために、特許請求の範囲(特許権を取得しようとする部分を言葉で記載するところ。クレームと言ったりします。)には、バンバン造語が使われています。
それはたぶん、他の世界の人が見たら、何だこりゃ?と思うほどの造語のオンパレードです。

先日のセミナーで、切り餅事件の越後製菓のクレームをご紹介したら、場内から軽い笑いが起きたほどでした。それほど分からない、ということですね(笑)。

弁理士が特許出願の代理をし、特許庁の審査官がそれを審査する、という場面においては、プロとプロの世界ですから、まあ、言ってみれば、築地のセリみたいなもので、分かる人が分かればいいのかもしれません。

けれども、特許権や実用新案権は、他人の事業に直接的に影響を与えるものですから、そうも言ってられないんじゃないの?と思わないでもありません。

ちょっと長くなりそうなので、この続きは、また明日書きます。

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