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2013.11.14

怯える人たち

こんにちは。スマイラです。

この前まで暑かったような気がしますが、すっかり寒くなってきましたね。

今日は研修があったので、ちょっと暑いかなと思いつつも、ダウンを着ていったのですが、ちょうどいいぐらいでしたし、実際ダウン姿の人もたくさん見ました。

11月12日の朝日新聞の「オピニオン」欄で読んで知ったのですが、今、大学入試を「人物本位」にするという改革案が出されているみたいですね。

しかしまあ、ちょっと耳にするには当たりがいいような言葉でありながら、「人物」という言葉ほど胡散臭いものはなかなかあるもんじゃないですよね(笑)。

しかも、「人物」ったって、18歳や19歳の子どもたちですからね。自分を振り返ってもよく分かりますけど、そのあとナンボでも変わるじゃないですか!?

外国がどうかは知りませんが、日本では多くの子どもたちはこの「人物評価」に苦しめられ続けているように思います。

多くの人が書かれたであろう「内申書」という制度がありますよね。

内申書がごく少数の先生に全権委任されている以上、できるだけ労少なく自分の進みたい道に進もうと思えば、その権限を掌握している先生の気分を損ねないような生活を、その期間に限っては強いられることになります。

内申書を書く先生にせよ、改革後の大学入試で「人物」を査定する大学教官にせよ、人間である以上、好き嫌いや気分の変化がないはずもなく、そんな人たちに、努力をしてもどうすることもできない自分の「人物」を評価されて将来が決められてしまう子どもたちこそ憐れなり、です。

端的にいって、「人物本位の大学入試」は、単に「人の目を必要以上に気にし、権威ある人たちにおもねり怯える子どもたち」を増やすだけのような気がするのですが、どうなんでしょうか?



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