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2012.12.31

行く年来る年

こんにちは。スマイラです。

今年もいよいよ終わりですねー。
みなさまにとってはどんな一年だったでしょうか?
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火事のような大晦日の夕焼け

私にとっては、この後の人生がどのように進んでも、2012年という年は、記憶に残るというか、記憶に残すべき一年でした。

20年以上続けてきたサラリーマン人生に区切りをつけ、一弁理士として独立開業しました。

独立までは、このブログに書いたことも、書いてないことも含めて、本当にいろんなことがありました。

特に、前の会社では「人生でこれほど嫌なことが次々と続くものだろうか?」「この世に嫌な人というのはこんなにたくさんいるものだろうか?」と思うぐらい、嫌な思いをたくさん(これまでの四十数年の人生での合計より多いぐらい)しました。

それとは逆に、独立を決めて、いろんな集まりに参加させていただき、多くのバイタリティ溢れる、前向きな方々とお知り合いになることができ、新しい多くの知見を得ました。

ご縁で、偉そうに(笑)セミナーも何回か開かせていただきましたし、バラエティに富んだご相談にも乗らせていただきました。

これまでの仕事の延長線上で開業したつもりでしたが、開業からの約5ヶ月はむしろ新しい経験をたくさんさせていただきました。感謝に堪えません。

しばらく遠ざかっていた自転車に、頻繁に乗り始めたのも今年のエポックですね。

乗り始めた頃よりは、かなり長い距離を、速いスピードで難なく走れるようになりましたが、来年はもうちょっと積極的に鍛えて、機会があれば、ロングライドのイベントとかも出てみたいと思っています。

それと、来年は「輪行」をしてみたいと思っています。

輪行というのは自転車を袋に入れて電車とかで遠くに行き、そこで自転車で走り回るという旅行のことです。

どこに行くかはまったく決めてませんが、できれば「しまなみ海道」に行ってみたいなあ。

このブログも、もうすぐ200回になります。
ここまで休まず続けてこられたのは、何にも増して健康が維持できたからで、妻と家族に大いに感謝しなくてはいけませんね。

ブログを読んで下さっているみなさまには、お一人お一人に頭を下げて回りたいぐらい感謝しています。

時折、会う人から「ブログ、読んでますよ!」とお声掛けいただくことが、しばしばありました。
自転車をぶつけられた記事を読んだ後輩からは、「自転車、どうなりました?」と、藪から棒に聞かれました(笑)。

そういうみなさまも含めて、関わったすべての人の健やかな新年を心よりお祈りして、今年最後のブログを終わりにします。

みなさん、ありがとうございました!
どうぞ、来年も「スマイラ特許事務所」を宜しくお願いします!

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2012.12.30

年の瀬の思い出

こんにちは。スマイラです。

今年も本当にあと僅かになりました。

12月30日というと、子供の頃は、毎年母方の祖母の家で餅つきをするのが慣わしでした。

母方の祖母の家は農家だったので、広い土間があり、そこでお餅をついていました。

蒸したもち米を臼と杵でついてお餅を作っていたのが懐かしいです。

伯父が餅をつき、祖母や伯母や母がもち米をひっくり返していました。子供心に、手が熱くないのかなあ、と思っていたのを覚えています。

親戚総出でそんなことをしていたのだから、典型的な昔の農家の年の瀬という風景だったのですね。

ついたばかりの、湯気が立っているお餅を伸し餅にし、そこから子供たちが少しずつもらっては、きな粉をまぶしたり、大福にして食べていました。

みかん農家でもありましたから、お餅とみかんは、気が済むまで食べていた記憶があります。

その頃に比べれば、今の生活の中での年末年始は、季節感に乏しいものになってはいますね。

もっとも、それは、時代の変化というよりは、自分のものぐさな性格からきているような気もしますが・・(笑)。

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2012.12.29

誕生パーティー

こんにちは。スマイラです。

今日は、長男と妻の誕生パーティーでした。

長男は12月30日、妻は元旦が誕生日で、どちらもちょっと早いのですが、長女と次男が明日から妻の実家に遊びに行くため、急遽今日やることになりました。

また、例によって例の如く、長女が次男に教え込み、何だか訳の分からないダンス(笑)をやりました。

今回は、長女も次男も衣装を変えて踊っていたのですが、次男の衣装があまりにも薄着だったので、風邪を引きはしないかと心配になってしまいました(笑)。

ケーキを食べたあとに、バランスボールにどれぐらい乗っていられるかというゲームをしたのですが、これは長男の楽勝でした。

バランスボールも乗ってみると結構筋力を使うもので、特に腹筋の衰えを感じました(笑)。

長男はもう高校生ですから、こんな誕生パーティーもいつまでできるか分かりませんが、こういった小さな楽しみの記憶を積み重ね、いつか子供たちが家庭を持つようになったときに思い出してくれればいいなあ、と思います。

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Posted at 23:21 | 日常 | COM(0) | TB(0) |
2012.12.28

年末のご挨拶

こんにちは。スマイラです。

今朝、携帯電話を何ともなしに見てみたら、不在着信が入っていました。

登録されていない番号でしたので、折り返しかけてみたら、以前、お伺いしたお客様からでした。

そのお客様には、お見積もりをお送りしていたのですが、本業がお忙しく、なかなか検討する時間が取れないとのお話をいただいていましたので、落ち着いた頃に改めてご連絡差し上げようと思っていたのでした。

今日のお電話は、年末のご挨拶を兼ねての、検討が遅くなっていることについてのお詫びと言っては変ですが、そういうご意向のお電話でした。

私も、12月下旬ぐらいからちょっと気になってはいて、一本ご連絡をしておこうか、それとも年末の慌ただしい時だから、年明けにご連絡差し上げようか、と迷っているうちに日が過ぎていってしまったところでした。

そこにお電話をいただきましたので、恐縮しましたが、私としても、ちょっと救われたような心持ちになりました。

このお客様からは、来年早々にでも、改めて検討結果をご指示いただくことになりました。

それはそれとして、今日のお電話もそうですが、開業したばかりの私にとって、本当にお客様には恵まれているなあ、と感謝しています。

同業者の中には、お客様との関係で、いろんな苦労をされている方もいるようですが、幸い私には今のところ何のトラブルもないどころか、誰かがどこかで選んでくれているのではないか?と思うほど、いいお客様に恵まれています。

そして、これはお客様だけではなくて、開業後に関わった多くの人たちも含めて、私は人間関係には本当に恵まれていると思っています。サラリーマン時代は、これで結構な苦労をしていたんですが(笑)。

唯一にして最大の問題は、この方々に私が何の恩返しもできていないことなのですが、それは来年以降の出世払い(笑)ということで、もう少しお待ちいただければ、と思っています。
スミマセン・・。

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2012.12.27

理想の幸福像

こんにちは。スマイラです。

今日の朝日新聞の投書欄に「国民に理想の国家像あるのか」と題した、高校の先生の投書が載っていました。

「私が子供の頃から国民は景気、景気と叫んでいたが、目先の利益に心を奪われ、たどり着いたのは世界一の少子高齢化社会だ。(中略)現在の社会は過去の国民の理想を実現したのか。突き進む先の超少子高齢化社会は、国民の理想社会と言えるのか。」
と書いています。

私は、この記事で、景気回復について書きましたが、その中には、この先生が書いたような思いも少しあります・・。

「理想の国家像」は少々大きすぎるとしても(無論、考えなければいけないテーマであることは間違いないのですが)、「理想の個人像」や「理想の家族像」、そして、突き詰めて言えば「理想の幸福像」といったものを、そろそろ各人がきちんと考えて、妥当解を見つけるようにしなければいけない時期になっているのではないかと思っています。

私が「景気回復」を訴える人たちに少々の疑問を感じたのは、インタビューに答えている人たちが、立派なスーツやコートを着て、別に今日明日の生活に困っているようにはまったく見えなかったからでもあります。

彼らの景気回復がどのようなイメージのものかは分かりませんが、たとえばもし、年収が来年から倍になったとしたら、景気回復を訴える人たちは「幸福」なのでしょうか?

バブルのときを考えても、年収だけが倍になり、仕事がそれまでとまったく変わらないということは、ちょっとありえないと思います。

とすると、年収が倍になるけど、残業が一気に増え、家族や子供と過ごす時間や、趣味や勉強の時間がまったくなくなるとしても、「景気回復」を訴える人たちは、その道を採るのでしょうか?

自分や家族や友人たちにとっての幸せが、景気回復だけで実現するものなのかどうか、景気が回復することによって、失うもの(たとえば原発のリスクやハイパーインフレなど)がどれほどあるのか、ということも、想像力豊かに考える時期に来ていると思います。

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2012.12.26

デザインの時代

こんにちは。スマイラです。

昨日、こんなニュースを見かけました。
トヨタがデザイン改革に本腰、個性打ち出しブランド強化へ

私は、知的財産の側面からですが、デザインの仕事を多くしてきたので、興味を持って読みました。

ニュースと同じページに、どの車メーカーのデザインがカッコいいと思うかというアンケートを見つけました。

私は、ずっと前からマツダの車がカッコいいと思っていたので、投票しました。結果を見て、ちょっとびっくりしたのですが、そのときはマツダが1位になっていました。

私は、車業界について、さして詳しいわけではありませんが、このニュースを読んで、もし、20年前(つまり、バブル崩壊前後)に日本の産業界全体がこういう戦略を採っていたら、現在の日本はどうなっていただろうか、と、ふと考えました。

「品質を下げないで、若しくは上げて、価格を維持、若しくは、下げる」、つまり「より良いモノをより安く」という戦略ではなく、「よりカッコいいものをより高く売る」という戦略を採っていたら、どうなっていたでしょうか?

大企業が下請けさんから部品を仕入れるときに、「より安い値段で、より良いモノを持ってきたところのものを買う」という姿勢ではなく、「少々高くても、よりカッコいいものを持ってきたところのものを買う」という姿勢をとっていたとしたら、どうなっていたでしょうか?

絶対に答えの出ない問いかけではありますが、少なくとも、「カッコいいものを作る」という能力と、志向性は、日本企業に身についたのではないかと思います。

誤解を恐れずに言ってしまえば、高品質のモノを作るというのは、論理の仕事かもしれませんが、カッコいいモノを作るというのは、感性の仕事だと思います。しかも、製造者側と需要者側の共同の。

だとすると、「カッコいいモノを作る」といった能力や志向性は、たぶん、そう簡単に追いつくことのできないものです。

そうしたら、日本は今、デザインで名をとどろかせている北欧諸国のような立場になっていたかもしれませんし、アップルのような会社が何社もできていたのかもしれません。

とはいえ、もう過ぎたことを言っても仕方がありません。

トヨタのような大きな会社がこうして積極的にデザインに取り組む姿勢を表明したことにより、日本の産業界全体もそういった方向性に進むことでしょう。

それは歓迎すべき動きだと思っています。

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2012.12.25

画策者なき陰謀

こんにちは。スマイラです。

この本を読みました。

人物破壊  誰が小沢一郎を殺すのか? (角川文庫)人物破壊 誰が小沢一郎を殺すのか? (角川文庫)
(2012/03/24)
カレル・ヴァン・ウォルフレン

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内容は結構難しく、読み応えのある本です。

カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、日本の特に政治システムをしばしば描いている作家として有名ですね。

「人間を幸福にしない日本というシステム」という本もあります。たしか昔読んだのですが、内容はすっかり忘れてしまいました(笑)。

この本では、体制の現状維持を危うくすると睨んだ人物を、特に検察とマスコミの共同作業で展開される「スキャンダル」によって社会的に抹消してしまう日本のシステムについて書かれています。

この本の主題は、タイトルにもあるように、小沢一郎氏の政治資金スキャンダルですが、それ以外にも、田中角栄氏のロッキード事件、損失補填に始まる証券スキャンダル、江副浩正氏のリクルート事件、ホリエモンこと堀江貴文氏のライブドア事件、鈴木宗男氏などが描かれています。

私はこれらの事件をすべてリアルタイムで経験していますが、事件の最中の雰囲気を考えると、これらの人々は「大悪人」と言っていいほどの評価を、世の人々からされます。

しかし、そう評価する人々のほとんどは、これらの人と直接の面識はないのですから、その評価はマスコミによって作られたものに他なりません。

「功罪」という言葉がありますが、スキャンダルの場面で、マスコミでは「功」の部分はすべて捨象されて、「罪」だけがクローズアップされて伝えられます。

真実を知る、とか、事実を知る、というのは、口で言うほど簡単なことではありません。

しかし、少なくともマスコミに人物と事件のイメージをコントロールされないためには、我々ひとりひとりが、報道されていることについて「いったい、何が、どれぐらい、悪いことなのか?」ということを、常に問いかける必要があるような気がします。

そして、そのスキャンダルによって日本が失うものの大きさも、常に問いかける必要があるように、この本を読むと思われます。

この本の原題は「誰が小沢一郎を殺すのか―画策者なき陰謀」というそうです。

もしかしたら、何の疑いもなく、無批判に、マスコミから流れてくる情報を信じきり、好むと好まざるとに関わらず、変化を嫌い、現状維持を望まざるを得ないようになってしまう我々こそが、本当の「画策者」なのかもしれない、という危惧は、いつも持っていなければいけないように思います。

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2012.12.24

維新の幻影

こんにちは。スマイラです。

先日の衆議院選挙でも「維新」の名を付けた党がありましたが、皆さんの「維新」のイメージってどんなものなんでしょうか?

今「維新」と言えば、「明治維新」のことを意味すると思います。

皆さんにとって「明治維新」というのは、どんなイメージなのでしょうか?
旧弊をぶち壊して、新しい時代を呼び込むような、希望の光のようなイメージでしょうか?

私は、ずうっと前から「明治維新」というものに、何とはない胡散臭さみたいなものを感じていました。

それが何かは、今でもはっきりと分かりませんが、倒幕側(薩長土肥)が、恰好良く語られすぎ、その一方で、幕府側(江戸、会津など)が悪く語られすぎているのが、原因のひとつのような気がしています。

幕府側の人は、どんな人であれ「時代遅れのチョンマゲ侍」のように描かれているのに、抵抗を感じているのかもしれません。

しかし、明治新政府で藩閥政治をごり押ししようとした山県有朋を挙げるまでもなく、維新と一言にいっても、必ずしもいい面ばかりではありません。

無論、それは江戸時代も同じことです。

私が言いたいことは、我々が何とはなしに抱いている言葉へのイメージを、権力者側はいいように利用しようとする。だから、我々は、言葉の持つイメージに振り回されるのではなく、実像をできるだけ正確に把握する努力や、イメージに流されない主体性を持たなければいけないのではないかな、ということです。

私も含めてですが、私たちはどうしても「美しい言葉」と「醜い言葉」というようにレッテルを貼ってしまい、美しい言葉を好みがちです。

それ自体は、まったく悪いこととは思いませんが、「美しい言葉」を利用しようとする人たちに、まんまと嵌められないように注意しなければいけないと思っています。

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2012.12.23

妻の自転車

こんにちは。スマイラです。

先日、自転車を購入したのですが、今日、その引き取りに行ってきました。

とは言っても、妻の自転車です。

最近は、仕事で妻と一緒に出かけたり、税務署や銀行などの手続を妻に頼んだりすることがあるため、その移動用として買いました。

妻は、数年前まで、子供の幼稚園の送り迎えがあったため、今も古い電動自転車に乗っています。

びっくりするぐらい重い自転車で、ときどき借りて駐輪場に止めるときなど、いつもの自分の自転車の調子で持ち上げると、ビクともしなかったりします(笑)。

買ったのは、ジャイアントの「エスケープR3」という、いわゆるクロスバイクです。
44000円ぐらいで、10%のクーポンがついていたので、それでライトやスタンドやスピードメーターも買いました。

買ったのはこのお店です。

最初は黄色を買うつもりだったようですが、実車を見て緑に変えました。たしかに、黄色に乗るような歳ではないですからねー(笑)。

早速、今日、私も試乗して、次男と一緒に寒い中、多摩川にバードウォッチングに行ってきました。

次男はもちろんですが、私も鳥の名前なんてスズメやツバメぐらいしか知らないので、単に見てきただけです(笑)。

冬でも結構、鳥がいるのと、それを見に来たり、写真を撮る人がいるのに、ちょっと驚きました。

妻の自転車は、私の自転車に比べれば、やはり漕ぎ出しは重く感じますけど、スピードに乗ればそこそこ走れそうです。妻にはちょうどいいのではないかと思います。

今回買った自転車は、かなり売れている自転車みたいで、ネットでいろいろ調べてみると、クロスバイクの、あるいは、自転車通勤・通学をしている人たちの定番となっているもののようです。

値段は、まあ、スーパーで売っているママチャリよりは少々高いですけど、これで妻が健康になり(いや、今も十分健康なんですが・・)、未来の医療費を削減できれば、妻や私や家族にとっても、あるいは、未来の日本国にとっても、安い投資です(笑)。

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2012.12.22

人生ゲーム

こんにちは。スマイラです。

今日は、ちょっと早いのですが、天気もすぐれず、長女と次男以外は外出しなかったため、家族でクリスマスパーティーをしました。

夕方から、妻と長女と次男とでクリスマスケーキを作り始めました。

例によって例のごとく、長女と次男がクリスマスパーティーの式次第を決めて、食事をして、ケーキを食べたあとに、何だかよく分からない出し物(笑)を、長女と次男でしていました。

そのあと、家族全員で「人生ゲーム」をしました。

今でも良く覚えているのですが、まだ長女が幼稚園ぐらいのときに、私と長男と長女の3人で「人生ゲーム」をしたことがあります。

そのとき、長女はまったく冴えなくて、最後に「人生最大の賭け」というのがあるのですが、少し知恵のある長男にそそのかされて、その「賭け」をしました。

まあ、結果として長女はその賭けに負けるのですが(というか、こういうゲームの常として、こういうのは負けるようにできています)、負けると全財産を取り上げられます(この辺は、ゲームとはいえちょっと残酷ですね)。

長男が「ルールだから」と言って、長女の貯めこんだお金(とはいっても、無論ゲームのお金ですよ)をむしり取り、むしり取られる長女が泣き叫ぶという、闇金融もさもあらん、という阿鼻叫喚地獄絵図(笑)を見て、私は長男をたしなめつつも、大笑いしていたのですが、たかがゲームにこれだけ入れ込めるなんて、子供ってのは大したもんだなあ・・と思ったことを覚えています。

この話は、今でもウチの語り草になっていて、今日も長男がからかっていたのですが、その記憶を覆すかのように、今日は長女が快勝して、終わりました。

もうさすがにウチには、人生ゲーム程度で泣き騒ぐ子もいなくなりました。

子供たちの成長をそこはかとなく感じた一日でした(笑)。

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2012.12.21

最高齢候補者

こんにちは。スマイラです。

私も朝日新聞の「ひと」欄を見るまで知らなかったのですが、先日行われた衆議院選挙に、94歳の埼玉のおじいさんが出馬されていたそうです。

川島良吉さんという方で、もちろん、全国最高齢の候補です。

こうあります。

「21歳で陸軍歩兵として中国戦線に送られ、目の前で仲間が次々と死んでいった。政治家は戦地には行かない。犠牲になるのは弱者や貧乏人なんだ――。気持ちが高ぶった。いまこそ若い人に伝えなければ。」

そして、「葬式代」としてためていた300万円を供託金にしたそうです。

川島さんは「日本国憲法は最高!第9条を守ろう」と訴えたそうですが、苦労に苦労を重ねて戦地を生き延び、さらに戦後を生き抜いてきた方がこう叫ぶと、大変な説得力があります。

この主張を、頭のいい人たちが、理屈や論理で反論し、論破することは、意外と簡単なことなのかもしれません。

けれども、私のような(あるいは、安倍氏や石原氏や櫻井氏のような反論を浴びせたがる人たちも含めて)安穏とした人生とは比較にならない修羅場を、弱冠21歳で経験した人、昨日まで一緒に語ったり、食事をしていた仲間たちを、目前で瞬時に失うという過酷な経験をしてきた人が、その深い経験から「これが一番大事なことなんだ!」と命がけで訴えることには、理性を超えて何かを呼び起こすものがあると思います。

理屈や論理は大事ですし、情緒に流されてはいけないのですけど、人の生き死にというのは、理屈や論理を超えたところにあるもので、それを見た人のいうことには大変な重みがあると私は思っています。

最後はこんな川島さんの言葉で結ばれています。

「こんな右傾化の動きは長くは続かない。国民はそんなバカじゃないよ」

私には、これを俄かに肯定するだけの確信はないのですが、そうあってほしい気持ちは、川島さんと同様です。

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2012.12.20

行動から

こんにちは。スマイラです。

今日は、以前から参加しているコワーキングスペースで、セミナーと忘年会があったので、参加してきました。

セミナーのテーマはプレスリリースとネットの活用のようなものだったのですが、どっちも私の極端に弱い分野なので(笑)、とても勉強になりました。

今日聞いた内容のうちの二つ三つは、その気にさえなれば、すぐにでもできそうなものでしたから、早速明日からでも試してみようと思います。

まあでも、聞くとやるとは大違いで、やっているうちに分からないことだらけになってしまいそうでもあるのですが・・(笑)。

いつも思ってはいるのですが、こういうセミナーとか、人の集まりに参加すると、何かしら得るものがあります。

そして、そういうところから触発されて、ちょっとした行動や生活の変化の契機になったりします。

考える前に行動をしてしまった方が、ただずっと考えているよりも早く解決することがある、というのは、ひとつの真実なんだと思います。

私は、あまり、人のたくさんいるところや、人の集まりに出るのが、得意な方ではないのですが、そうも言ってられないので、いろんなことを学んだり、刺激を受けるためにも、これからも積極的にそういう場に出ていきたいと思いました。

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2012.12.19

転ばぬ先の杖

こんにちは。スマイラです。

今日、自転車のホイール交換をしました。

先日、国領駅前の交差点で、後輪に重いママチャリをぶつけられてから、どうにも調子が良くなかったのですが、乗るたびに異音がするようになってきていました。

もう7年以上も乗っている自転車なので、思い切ってホイールを交換し、ついでに、簡単なメンテナンスもしてもらいました。

おかげで、自転車はスイスイ進むようになりましたし、リアディレイラーの調子も、数年ぶりに(笑)完璧に近くなりました。
ブレーキの掛かりも相当良くなりました。

今のところ、お客さんのところに行くのをはじめ、ほとんどの移動は、雨と夜間を除き、この自転車でしています。

仕事でも、往復40キロ以上の移動に使うこともあります。

今のところ、ヒヤッとしたことはありませんが、異音がしつづけている自転車で長距離を移動するのも、精神衛生上良くありません。

下手をすれば、自分だけではなく、他人の命にさえ関わりうることですから、気がついたときに直しておかないと、何かあったときに悔やんでも悔やみきれません。

自分が被害に遭うだけならまだしも(それももちろん、嫌なんですけど・・)、整備不良で誰かにぶつけてしまったりしては、大変なことになってしまいますから。

自転車に限りませんが、できることは気がついたときに迅速に対処しておくに越したことはありませんよね。

転ばぬ先の杖です。

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2012.12.18

景気回復ってどんな感じ?

こんにちは。スマイラです。

今回の選挙でも、各党が景気回復を公約やマニフェストに掲げていました。

それは必要なことなのかも、と思うのと同時に、もうひとつ釈然としない思いが残ります。

つらつら考えてみると、結局のところ「景気が回復したあとの姿」が私にはまったく想像できていないからだ、ということが分かってきました。

私はいわゆる「バブル世代」で、20代でバブルとバブル崩壊を経験しています。

当時は営業職をしていましたが、たしかに「売ること」だけに関して言えば、若く経験の少ない私でもそれほど苦労はしなかったような気がします。

けれども、仕事量は多くて、徹夜もしましたし、土日も(当時の私の会社は、土曜日はいわゆる半ドンでした)しばしば出勤していた記憶があります。

その頃に戻りたいか、と問われれば、年を重ね、生活環境が変わったこともありますが、俄かに頷くことはできない、というのが偽らざる気持ちです。

当時「ニュースステーション」で久米宏が、バブルで住宅価格が高すぎることを指摘して「せめて年収の5年分ぐらいで買えるようにしないと・・」と言っていたのを見て、私は妻と「その頃には、逆に年収が下がってるよな(笑)」と話したのを覚えています。

今、本当にその通りになり、じゃあみんな住宅を買うようになったかといえば、そんな風にはなっていませんよね。

当時は、物価(特に住宅価格)が下がれば、今より豊かな生活が実現するかのようなことを、ニュースで言っていたのです。

でも、物価「だけ」が下がるなんて(逆に賃金「だけ」が上がるなんてことも)ありえないですよ。
物の値段が安くなるのなら、誰かの賃金を値切ってるに決まってます。
金は天下の回りものなんだから。

テレビの街角インタビューみたいなのでも、政治に期待することを聞くと「景気回復」を挙げる人が多いですよね。

皆さんの「景気回復」のイメージってどんな感じなんでしょうか?

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2012.12.17

芸術は爆発だ!

こんにちは。スマイラです。

この記事にも書きましたが、先日、妻と二人で「川崎市岡本太郎美術館」に行ってきました。
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私たちは自転車で行きましたが、電車でいく場合には、小田急線の「向ヶ丘遊園」が最寄の駅です。
車で行く場合には、川崎街道(府中街道)の「稲生橋交差点」を、北から来た場合は右折、南から来た場合は左折したところです。

「生田緑地」という丘のような公園の天辺にあります。
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こんな感じの杉木立を通って、美術館に行きます。

美術館の前には、カフェがあり、そこの池の中にいきなり水牛のような彫像が現われます。

そして、その向こうの高台に、巨大な「母の塔」が、生田緑地を見下ろすように立っています。

この塔の巨大さと、造形の面白さで、私はもう結構、ぐっと来てしまいました。

館内に入ると、コインロッカーに荷物を預けられます。

緩やかなアップダウンの続く館内は、ものすごく広くはないものの、見応えがあります。

何と言えばいいのかよく分かりませんが、ひとつひとつの作品が、たった今できたばかりか、あるいは、今創作している最中かのような、エネルギーを感じました。

そのエネルギーは、創作した岡本太郎だけではなく、もっと根源的な生き物すべてが持っているエネルギーを凝縮したようなもののような印象を受けました。

また、機会があったら、ぜひ行ってみたいと思っています。

皆さんも、ぜひ一度足を運んでみて下さい!
私ごときが言うべきことではありませんが、岡本太郎はやっぱり絶句するぐらいの天才だ!ってことがよく分かりますよ。

「芸術は爆発だ!」ってこともよく分かります(笑)。

(著作権法に詳しい方のために、念のため書いておきますと、上の写真は、館内の注意書きで「個別の作品のアップでなければ、写真可、個人ブログ掲載可」と書かれている場所を撮り、載せたものです。ご安心下さい(笑)。)

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2012.12.16

ワールドカップの非国民

こんにちは。スマイラです。

先ほど帰宅して、選挙の開票速報を見ましたが、自民党の大勝ですね。

前回は民主党の大勝、今回が自民党の大勝、となると、いったいどうなってしまっているんだろう?と思わずにはいられません。

小泉総理時代の自民党、前回の民主党、今回の自民党、と、どうもマスコミの吹かす風や空気や雰囲気に流されすぎているような気がします・・。

そうなれば、選挙前に大きな風を吹かせようとする人が、これからもたくさん出てくるはずで、どうにもこうにも先が思いやられます。

日本がワールドカップに初出場したとき(1998年のフランス大会)、予選リーグでアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカと同じグループに入りました。

開催前は「ジャマイカに勝ち、クロアチア、アルゼンチンに引き分ければ、決勝トーナメントへ」みたいな話が結構出ていたことを覚えています。「こうすればアルゼンチンにも勝てる!?」というような、今思えばトンデモ話も出ていました。

大変失礼ながら「ジャマイカに勝つ」というのは、マスコミ誘導もあったとは思いますが、開催前の共通認識というか、既定路線のような雰囲気になっていました。

そんな中で、私は、初出場で簡単に勝てるもんじゃないだろうし、いくら予選リーグとはいえ、ワールドカップの桧舞台でアルゼンチンに勝つなんて絶対にないと思っていましたし、ごく身近な人にはそう言っていました。

でも「非国民!」という罵りを覚悟しなければ、とても数人の前でそんなことは言えない雰囲気でしたよ(笑)。

サッカーやスポーツなら、自国を贔屓するのは当たり前です。

でも、そのとき、日本人というのは自分のよく知らないことを思い込んでしまうのが、恐ろしく得意な国民なのかも・・?と、ちょっと怖く思ったことを覚えています。

人生でほとんど初めてサッカーを見る人たちが、ジャマイカのサッカーを一度も見たことのない人たちが、なぜそんなに確信に満ちて「ジャマイカには勝てるよ(笑)」というのか、不思議でなりませんでした。

きっと、戦争中も「○○国に負けるわけないよ!」と、相手の戦力も知らずに言ってたんだろうな・・と思ったものでした。

根拠のない風に簡単に吹き飛ばされてしまう癖と、吹き飛ばされていない人たちをみんなでよってたかって叩く癖を直さないと、この国に新しい時代は来ないのかもしれないなあ・・と、今日は改めて感じたのでした。

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2012.12.15

国、道外すことなかれ

こんにちは。スマイラです。

今日は、ビジネス著作権検定のセミナーを受けてきました。

この試験を受けるつもりはないのですが、無料だったので(笑)、これまでの復習と、著作権のビジネス活用の勉強も兼ねて受講しました。

朝10時から夜6時までの長丁場で、その後、懇親会にも参加したので、ちょっと疲れてしまいました(笑)。

それはそれとして、明日はとうとう衆議院議員選挙ですね。

今、長女に読ませるために、学習漫画の「日本の歴史」を連続で借りてきては、自分も読んでいます。

学習漫画 日本の歴史 20巻+別巻3冊 全23巻セット学習漫画 日本の歴史 20巻+別巻3冊 全23巻セット
(2010/04/13)
岡村 道雄

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これを読むと、日本が(実際は日本に限らず、諸外国もそうですけど)どんなときにどのようにして、おかしな道に入っていってしまうのかがよく分かります。

そして、それは、政治家だけではなく、国民が大いに後押ししていることもよく分かります。

国民の日々の生活に行き詰まり感が出てくると、国民の間に「スカッと爽やか」な解決策(とはいえ、これは何の解決にもならない策です)を求める機運が高まってきます。

政治家は、その国民の声に応えるような振りをしながら、何とか国民の目を自分たちではなく、他所に向けようとします。

その結果としてなされるのは、ものすごく簡単に言うと、今の学校での「いじめ」のようなものです。
まったく因果関係のない、弱い他人(または他国)を見つけて叩くのです。

私たちは、学ぶべきですし、知るべきです。
今の問題山積の日本で、コカ・コーラのような「スカッと爽やか!」な解決策なんてないんだ、ということを。

一発逆転を狙うのではなく、進んでいるのか、退いているのか、よく分からないぐらいの小さな一歩一歩を、踏みしめ、踏み進めるしかないのだ、と気がつき、覚悟を決めたときに、いろいろな問題解決の糸口が一気に見えてくるのだ、と私は思っています。

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2012.12.14

マジックマッシュルーム

こんにちは。スマイラです。

先日の著作権セミナーをする際に、最近の事件を紹介しようと考え、つらつら見ていたところ、面白い事件を見つけました。

長野県が「マジックマッシュルーム」という毒キノコを食べないように呼びかけるホームページを作った際に、京都市のフリーライターの女性のキノコの写真とイラストを使い、その女性から訴えられた、という事件です。

私が「へえ」と思ったのは、県ほどの大きな組織なのに、案外脇が甘いんだなあ・・ということでした。

県のホームページに掲載するぐらいなのだから、どんなものでもその前段階で、著作権法上の問題やその他の法的な問題があるかないかぐらいは調べて、許諾を取ってから掲載しているんだろうな、と思っていました。

他人のものを何かしらの形で使うのなら、その他人に許諾を取るというのは、社会的な常識(という言い方にも職業上の相当のバイアスがあるのかもしれませんが(笑))、のように思われます。

人の家の庭を通るときに、何も声を掛けなかったら、怒鳴られても仕方ないですよね。
「サザエさん」のカツオじゃないんですから(笑)。

そうしなかったというのは、もしかしたら、県という地方公共団体がすることであるとか、県民の安全のためである、というような「甘え」とか「驕り」といっては厳しすぎますが、そんな風な気持ちがあったのかもしれません。

まあ、長野県庁の人すべてが、揃いも揃って著作権に関する知識が皆無だった、ということは、到底考えられないことなので、そんなところなのかなあ、と推測しています。

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2012.12.13

移動権

こんにちは。スマイラです。

先日も少し書いたこの本の最後の章に「移動権」という言葉が出てきます。

それでも、自転車に乗りますか?(祥伝社新書261)それでも、自転車に乗りますか?(祥伝社新書261)
(2011/12/07)
佐滝 剛弘

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日本ではあまり聞かない言葉だと思いますが、著者がフランスの自転車施策を取材しているときに何度も聞いたそうです。

意味は、読んで字の通りですが「自由にそして快適にどこへでも移動できる権利」とのことです。

諸々の本を読んで考えてみましたが、日本の交通システムを考える上で、やはり一番のネックになっているのは「道路(車道)が自動車の聖域になってしまっていること」「交通システムがあまりにも自動車優先で作られすぎていること」に尽きるように思われます。

これは、考えただけではなくて、日々の生活の中で、主たる移動手段として自転車を使っている私が、痛感し、信ずるところでもあります。

本を読むと、自転車が歩道を走る先進国は、日本だけのようで、私は行ったことがないので分からないのですが、欧米諸国では自転車が車道を走るというのは、原付が車道を走るのと同じように、常識なのだそうです。

そして、諸外国の人は、日本で自転車が歩道を走るのを見て「野蛮な習慣」と言うそうです。

なぜ「野蛮」かというと、この習慣は、強者が必要以上の便益を獲得するために、弱者に不便を押しつけていることに他ならないからです。

何車線もある広い車道を自動車の聖域とすることにより、自転車と歩行者が狭い歩道に押し込まれます。

歩道はただでさえ狭いのに、段差があったり、電柱があったり、歩道橋や橋の橋脚があったり、ごみ置き場になっていたりして、通行できる幅はさらに狭くなっています。

そして、そこを、赤ちゃんを乗せたベビーカーや、ヨチヨチ歩きの幼児、お年寄り、目や耳に何らかの不自由のある方、杖をついた方、車椅子の方、飛び跳ねるほど元気な子供たちなどが、まちまちの速度で「移動」します。

そこにさらに速度と移動方法の異なる自転車を詰め込む必要性はまったくないどころか、むしろ詰め込んではいけないはずです。
そうしたい理由を合理的に考えると「今以上に自動車に便宜を図る」以外にはないように思われます。

自動車の便宜ばかりを必要以上に図ることにより、赤ちゃん、幼児、お年寄り、目、耳、足などに不自由のある方々などの「移動権」を、国の交通行政が進んで侵害しようとしている、という考え方が必要な時代なのかもしれません。

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2012.12.12

がんばれ!大谷翔平!

こんにちは。スマイラです。

日本ハムがドラフトで1位指名した大谷翔平選手が、とうとう日本ハムに入団することになりましたね。
大谷、日本ハム入団表明!北海道から世界一へ

私は、本拠地を北海道に移す前からの日ハムファンですから、大いに応援したいと思っています。

それはそれとして、大谷選手が日ハム入りを決めたことについて、各方面から批判や非難があることに、私は本当にびっくりしています。

いや、これは、日ハムファンとかそういうこと抜きで、です。

ドラフトの詳しい制度はよく知りませんし、この世の制度で全く問題のないものなんてほとんどないんでしょうから、それを批判するのは、何となくですが、分からないでもありません。

でも、その批判の矛先(のたとえ一端でも)が、弱冠18歳の少年に向かってしまうというのはどういうものなんでしょうか?

メジャーに行きたいといっていたのに云々、というようなことを言う人もいますが、18歳の少年が夢を語ることの何がいけないんでしょう?

そこに多少の勘違いや誤解や甘い見立てがあったとしたって、いいじゃないですか!

あるときは「若者よ、夢を持て!」といい、持てば持ったで「考えが甘いぞ!」といい、考え直し始めると「最近の若いヤツには思い切りがない!」「一度言ったことは変えてはダメだ!」「反対されたぐらいで止めるのか?」というようなオッサンばかりの国で、若者はどうすればいいんでしょうね・・?

大谷選手は、ウチの長男とほぼ同世代です。

それを思うと(無論、ウチの長男とは比較にならないぐらいオトナだとは思いますが、とはいえ18歳の子ですから・・)、この報道や批判や非難の嵐(特に、プロ野球OB諸氏は、もう少しの配慮ができないものなんでしょうか?)には、まったく他人の私でも、同世代の子を持つ父親として、胸が押しつぶされるような思いを感じています。

大谷選手にもし声を掛けられるのなら、一人の日本人のおじさんとして「情けないけど、これが日本のオッサンのレベルなんだ。すまない」と謝りたいぐらいです。

そして「でも本当は、がんばれ!と思っている大人の方が、見えないかもしれないけど、ずっと多いんだよ!」と言いたい。

日本ハムには、稲葉、ダルビッシュ、中田など、いい先輩が多いと思うので、変な外部の声には耳を貸さずに、自分の夢に向かって、精一杯頑張ってほしいと願っています!

日本をちょっとでも良くしようと思ったら、夢をこれから実現しようとしている若者たちを全力で応援するようにしないと、絶対ダメですよ!

歳を重ねた者の、まず、なすべきことは、応援することであって、邪魔することじゃあありません。

いや、これは、日ハムファンとか、そういうこと抜きにして・・(笑)。

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2012.12.11

強きを助け弱きを挫くもの

こんにちは。スマイラです。

今日は、可愛い後輩たちから忘年会に呼ばれていますので、早めにブログをアップします。

以前この記事にも書いた疋田さんの本については、その後、立て続けにこんな本を読んできました。

それでも自転車に乗り続ける7つの理由それでも自転車に乗り続ける7つの理由
(2007/08/07)
疋田 智

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自転車の安全鉄則 (朝日新書)自転車の安全鉄則 (朝日新書)
(2008/11/13)
疋田 智

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そんな中で、現在の日本の交通行政というものについても、私なりにいろいろ思うところはあったのですが、この本を読んで、さすがにこれは酷い!と唸らざるを得ませんでした。

それでも、自転車に乗りますか?(祥伝社新書261)それでも、自転車に乗りますか?(祥伝社新書261)
(2011/12/07)
佐滝 剛弘

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この本の129ページに、交通安全白書から引かれた表があります。
その表と同じ内容のものを、ここで見ることができます。
ここ(平成23年)の152ページと、
ここ(平成24年)の146ページです。

これらの表は、日本、スウェーデン、フランス、イギリス、ドイツ、アメリカの6ヶ国の状態別交通事故死者数の構成率を表したものです。

日本と異なり、この表の死者数は、事故発生後30日以内の死者となっています(日本は一般的に「事故発生後24時間以内」)。

一見して分かるのは、日本だけ歩行中の交通事故死の比率が異常に高いことです。
そして、自転車乗用中の死者の率も、諸外国に比べ、群を抜いているといっていいでしょう。

歩行中と自転車乗用中の死者数の合計で、50%を超えてしまっています!
それ以外の5ヶ国すべてが30%以下であることから考えると、突出しているといっていい数字だと思います。

日本の交通行政が、どれほどクルマ優先で進められ、どれほど「強きを助け弱きを挫く」ことを黙認して(あるいは良しとして)進められてきたか・・。

この表だけからも、その歪みがはっきりと見えてきます。

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2012.12.10

横井庄一さん

こんにちは。スマイラです。

昨日の朝日新聞の「声」欄を見て、びっくりしました。

横井庄一さんの奥様からの投書が載っていたからです。

横井庄一さんといっても、若い方は知らないかもしれませんが、28年もの間、日本の終戦を知らずに(つまり、まだまだ戦争は続いていると思って)、グアム島に潜んでいた方です。

私は、子供時分に、リアルタイムで横井さんの帰国をテレビで見た世代です。

戦争時代が唐突に当時の日本に甦ったような異質な空間をテレビに見て、子供ごころながらに「戦争というのは恐ろしいものだなあ・・」と思ったことを覚えています。

投稿された横井さんの奥様は、名古屋で「横井庄一記念館」を開いているそうです。
その思いをこう書いています。

「平和への灯(ともしび)はどんなに小さくとも、全くないよりはあるほうが良いではないか」

そして、こう結んでいます。

「人と人が殺し合う戦争が二度と起こりませんよう、ただひたすら祈っております。」

横井さんのような兵隊としての戦争経験者は少なくなってしまいましたが、横井さんはもちろんのこと、戦争によって人生をゆがめられた方、たとえば、お父さんを戦争に取られて進学を断念した方などは、今も数多くいると思います。

穏やかな時代でなければかなわないことは、たぶん、平和の中に生きている私たちが考えているより、ずっと多いのだと思います。

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2012.12.09

紙上の邂逅

こんにちは。スマイラです。

私は本を読むのが好きで、市内の図書館にも暇をみては行っています。

今日も近くの図書館に行ったのですが、偶然「自転車人」というムックを見つけ借りてきました。

帰宅後、ぱらぱらとめくっていると、いろんなサイクリングコースが紹介されていたのですが、その中に、川崎市多摩区の「川崎市岡本太郎美術館」が載っていました。

私は以前、川崎市多摩区に住んでいて、そこから結婚生活を始めました。
今でも仲人さんはそこに住んでいるため、年に数回ですが、ご挨拶に行っています。
ですから、多摩区には親近感があります。

岡本太郎の美術館が、川崎市にあるというのは、何とはなしに聞いて知っていましたし、行ってみたいとも思っていました。

けれども、実際に行こうと思ったことや、場所を詳しく調べたことはありませんでした。

ですが、今日、この本を偶然見つけ、たまたまそのページを読んだことで、俄然、行ってみよう!という気持ちになりました。

道もほぼ確認しましたし、あとは天気を見ながら行くだけ!という感じです。

こういう偶然の出会いがあるから、図書館回りや、本屋さん回りは、やめられないんですよねー(笑)。

私は、岡本太郎の作品が好きですが、実物を見たことがほとんどありません。

行ける日が楽しみです!

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2012.12.08

戦後生まれ

こんにちは。スマイラです。

今日の朝日新聞の天声人語に、私がこれまでこのブログで言ってきたことと同じようなことが書いてあり、ちょっと感動してしまいました。

もちろん、構成とか文章の洗練の度合いは較べるべくもありませんが(笑)、言わんとしているところは近いように感じています。

特にこの点は、本当によく考えなければいけないと思います。

「戦争観は世代で違うが、国民の8割は戦後生まれ。悲惨を肌で知る人は少ない。核保有の利を唱える石原慎太郎氏にしても、終戦時は12歳だった。しかも、国防を声高に論じているのは、何かあっても銃を持たされる年齢層ではない。政治家も、我ら言論人も。」

付け加えるならば、彼らは「年齢層」でないことはもとより、こういう言葉を使うのはいやらしいとは思いますが、「社会的階級」ですらありません。

あえて言ってしまえば、自らと自らの身近で、何ひとつ傷や命を失うリスクなしに、勇敢さと優越感を満たすことのできる「年齢層」であり「社会的階級」なのです。

こんなときこそ、戦争経験者(しかも庶民として戦争を経験した方々)の言葉を謙虚に聞くことが、今こそ必要だと思っています。

勇敢な言葉を吐き続けている安倍総裁も、往時は「初の戦後生まれの総理」と言われたぐらいですから、戦争をリアルに知る由はありません。

高名なお祖父さんから、戦争の話を聞いたのかもしれませんが、そんな高見の戦争談話をいくら聞いても、庶民の苦しみなんて分かりゃしません。

今日の天声人語の末尾にこの一句があります。
「この子らに 戦(いくさ)はさせじ 七五三 水野李村(りそん)。」

これは子を持つ親や、孫を持つ祖父母であれば、誰もが同じ思いのはずです・・。

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2012.12.07

ノー・マジック

こんにちは。スマイラです。

私は一時期、競馬を結構真剣にやっていたので、そこでこの世の真理とでも言うべきものを学びました(大げさすぎますが・・笑)。

それは「11レース(いや、実際はそれ以上・・)で積みあげた負けを、最終レースでガツンと一発逆転できることなんてほとんどない・・」ということです(泣)。

思うに、人生や世の中で「一発逆転」なんてのは幻想に過ぎず、もし私たちに一発逆転のように見えるものがあったとするなら、それは実はその前から、見えないところだったかもしれないけど、相応の、仕込みなり、努力なり、精進なり、積み重ねなり、があったはずです。

私は「ノー・マジック」という言葉が好きです。

この言葉は、ロッテが優勝したときに、あるインタビュアーが当時のバレンタイン監督に「どんなバレンタイン・マジックを使ったのですか?」と聞いたところ、バレンタイン監督は「マジックなんてない(ノー・マジック)。選手たちが一所懸命やっただけだ。」と答えて、ちょっと有名になりました。

バレンタイン監督は、打線のオーダーを試合ごとに変えるので、それを以て「バレンタイン・マジック」というような言い方を当時していたように記憶しています。

先日の朝日新聞の天声人語で、11月27日の同新聞の五百旗頭(いおきべ)前防衛大学校長の言葉を引き合いに出していました。

「満州事変を関東軍が起こしたとき、国民世論はドッと支持しました。社会が行き詰まり、もう耐えられないとなったとき、新しいものなら何にでも飛びついてしまう傾向が日本にはある。ジリ貧を逃れてドカ貧に跳躍する病気です。(中略)威勢のいい無責任な言葉が結局、国益をどれほど傷つけたか。尖閣問題がいい例です」

負けの込んだ最終レースで蛮勇を奮って(この蛮勇ってのがたいした勇気じゃないのが困っちゃうんですけど)有り金勝負をしてしまう、というのは、鉄火場ではよく見る風景です。

こういうのは「勇気」ではなくて「捨て鉢」とか「自暴自棄」といった方が正確なんですが・・(笑)。

けれども、政治や選挙は、場外馬券売り場ではないのですから、くれぐれも一発逆転できそうな有り金勝負にぶち込んで、帰りの電車賃まで無くさないようにしないといけません(笑)。

ノー・マジック。

たぶん、今の日本のいろんな問題を一気に気持ちよく解決できる方法なんて、どこにも誰にもないと思います。

何十年もかけて積み上げてきた問題は、同じように何十年かかけて地道に改善していくしかないのだと思っています。

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2012.12.06

著作セミナー終了!

こんにちは。スマイラです。

昨日、無事、著作権セミナーを終了しました。
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時節柄かテーマなのか、参加された方は少なかったのですが、少ないときは少ないなりに、セミナー後の質疑応答や懇親会でじっくりお話しすることができて、これもいいものだな、と思いました。

参加してくださった方には、心からのお礼を申し上げたいと思います。
遠くからだったのですが、前の会社時代の後輩も来てくれました。
ありがたいことです。

また、主催をしてくださった皆様にも、心からのお礼を申し上げたいと思います。
参加者が少なかったことで、お気を遣わせてしまったようですが、今の私にとってはすべてが経験であり、糧ですから、そういうお気遣いは大変ありがたいですが、むしろ、このような貴重な機会をいただいた私の方こそ、お礼を申し上げなければいけません。

これでセミナーは開業してから3回開催したことになります。
どのセミナーも、私にとってはとても意義深いものでした。
そういう場で多くの方とお知り合いになることができたことも、大変ありがたいことでした。

ところで、何回やっても、セミナー前の「気持ち作り」のようなものは、なかなか難しいものです。

元々、緊張するタイプではないので、その点についてはまったく心配していないのですが、当日のその時間にぴったり合わせて、自分の気持ちを高めていくというか、参加者のご期待に少しでも添えるような意識とコンディションに持っていくのは、まだまだだなあ・・、という気がしています。

昨日は、妻も参加しており、妻からも後輩からも「よくできていたと思う」とほめてもらい、それはそれでとても嬉しいことでしたが、自分では自分の足りないところはよく分かっているつもりです。

この点についても、これからの精進あるのみ、と思っています。

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2012.12.05

勇敢は弱者に

こんにちは。スマイラです。

衆議院選挙が近づき、遊説車が頻繁に走り回る時期になったみたいで、今朝も家の周りをいろいろな党の車が来ていました。

今回の選挙を見ていると、ちょっと不思議に思うことがあります。

私が選挙権を得てから数十年、選挙という選挙ではそれなりにまじめに考え、一回も棄権せずに投票をしてきましたが、今回ほど憲法が論点になっている選挙はないような感じがしています。

最大野党の自民党が、公約に憲法問題を掲げ「集団的自衛権」とか「国防軍」と言っています。

そして、維新の会の石原氏は、もっと勇敢なことを言っています。

私が不思議に思うのは、憲法を変えるなんて、現在そして未来の国民にとって恐ろしく重大なことなのに、その部分を明確にしていないにもかかわらず、すでに連立とか選挙協力という話に進んでいることです。

投票に反映させるためにも、すべての党は、連立とか選挙協力の話をする前に、是々非々とか言ってるんじゃなくて、憲法に対する考え方をはっきりさせてほしい、と思います。

この記事でも書いたように、私も「おしん」ではありませんが、一人の親として、自分の子供が戦争に行くのを見たくありませんし、孫ができたとしても同じように思います。

それは、勇敢であるとか、そうじゃないという問題よりも(「勇敢じゃない」と言われたら「臆病で結構です」と言いますが(笑))、この記事にも書いたように、生命の危険があるような場所で、当事者としてリスクを負うのは、常に社会的な弱者に押しつけられてきましたし、それは今後も同じだろうな、と思うからです。

シベリア抑留然り、原発事故然り、です。

たとえ、私の子や孫が戦争に行かないとしても、たとえば社会的困窮の立場にあった、子供たちの友だちが戦争で死んだという話を聞きたくはないです。

私は、誰がどんなに勇敢な言葉で煽ったとしても、臆病者呼ばわりされたとしても、明治生まれの百姓(これは差別的表現ではなく、祖母がいつも自分のことをいうときに使っていた言葉です)である祖母から聞いた「もう戦争なんてしたくはない・・」という庶民の小さな呟きを、死ぬまで忘れないつもりです。

こんなことが、祖母が存命の間は大したことができなかった孫の私ができる、数少ない恩返しだと思っています。

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2012.12.04

ごめんなさい

こんにちは。スマイラです。

今日は、ちょっと時間配分を間違えてしまい、ブログを書く時間が取れそうにありません。

明日のセミナーの予行演習をもうちょっとしておきたいので・・。

もうちょっと上手にしゃべれるようにしておかないと、師走の忙しい中、また、寒い中を来てくれる人たちに、申し訳が立ちません(笑)。

というわけで、今日は、これで終わりにします。
ごめんなさい・・。

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2012.12.03

ゼロ歳からの選挙権

こんにちは。スマイラです。

昨日の朝日新聞の投書欄に、小学校6年生のお嬢さんを持つお父さんからの投書がありました。

そのお嬢さんが「なぜ政治家はお年寄りばかりなのか。何十年先の大事なことを決めるのにお年寄りはその頃もう居ない」という疑問を言ってきたそうです。

私もまったく同感で、それについては少々の皮肉も込めて、この記事に書いています。

ただ、現在の状況を見ると、お年寄りの皆さんが、すでに手にした権益をそう簡単に手放すとは、とても思いません。

とすると、方法はそんなにないとも思われますが、私は以前から、選挙権を与える年齢をもっと下げて、理想的にはゼロ歳からにしてしまえばいいのではないかと思っています。

もちろん、以前も書いた一人一票という原則をきちんと整えることは大前提として、という話です。

国民主権という以上、ゼロ歳だって国民です。

自分で判断できないから投票できないのだとしたら、大変失礼な言い方で申し訳ないけれども、ご飯を食べたかどうかも覚えていない痴呆の老人はどうなのだろうか、と思います。

もちろん、ゼロ歳児が、自分で字を書いて投票するというのは不可能ですから、親がその分を代わりに投票するということにしたらどうでしょうか?

子供たちの分まで投票するとなれば、小さな子供のいる若い両親の投票率は確実に上昇すると思いますし、そうなれば、自分の子供たちがより良い社会に住むためには、誰に投票すればいいか、と真剣に考えるか、少なくとも政治に関心を持つようになるのではないか、と思います。

東日本大震災の直後の原発事故で、恐らく最大の被害を受けるであろう者は、子供たちです。

子供たちは、主体的に移転をすることができず、与えられた環境を感受するしか手段がないからです。

また、原発事故後の反応を見ても、最も敏感に反応したのは、小さな子供たちを持った母親だったように思います(敏感すぎるような気もしましたが、それは別問題です)。

そういった国民=主権者の力を、投票行動にできるだけダイレクトにぶつけるためにも、ゼロ歳から選挙権、というのは合理的なように思っているのですが・・。

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2012.12.02

小さなコンサート

こんにちは。スマイラです。

今日は、娘のブラスバンドの小さなコンサートが小学校の体育館であり、それを聴きに(というか、見に(笑))行ってきました。

このコンサート自体は、毎年やっているもので、娘がブラスバンドに入る前から、長男や娘の友達が演奏していたので、聴きに来ていました。

毎年、府中市の大人の(たしか、以前は東芝の吹奏楽団が来てくれていたような記憶があります)吹奏楽団が来て、子供たちと一緒に演奏をしたり、彼らの演奏を聴かせてくれたりします。

今年もそうでしたが、お忙しい中、いろんな企画をして、子供たちを楽しませてくれるのには、本当に頭が下がります。

今日は、スポーツに関係する音楽を、パート紹介も兼ねて、楽器ごとに演奏してくれました。

そして、その音楽に関係するスポーツを子供たちが当てるのですが、なかなか盛り上がって、楽しいものでした。

地域の大人たちと子供たちが、どのように関わっていくかについては、いろんな方法や考え方があると思います。
しかし、どのように考えるとしても、地域として子供たちと関わっていくことは、これからますます重要になってくるのではないか、と思います。

ほとんどの子供たちにとっては、ここが故郷になります。

郷土愛とか愛国心とかを声高に叫ぶ方々がたくさんいらっしゃいますが、実際のところ、そういうものは、法律や押し付けからではなく、こういう地道な関わりからしか生まれ得ないものだと私は思っています。

そして、声高に叫ぶ人たちが、地域の子供たちと地道な関わりをしているのかと思うと、少々皮肉な気持ちになります。

そんな中で、お仕事などで忙しい中、時間を見つけて楽器の練習をして、こうしてお休みの日に小学校まで楽器と足を運んで来てくださるのは、本当に立派なことだと思いますし、親としては感謝の念にたえません。

娘は来春小学校を卒業し、ブラスバンドも終わりますが、当家最後の小学生(笑)の次男がいますので、時間さえあれば、またこのコンサートに足を運びたいと思っています。

何なら、演奏してもいい、というぐらいの気持ちです。
ってのは冗談です(笑)。

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Posted at 23:34 | 日常 | COM(0) | TB(0) |